連載官能小説『エルフにエッチを教えたらあっという間に人気になれました』第3回
(これが、人間男性の性器……。初めて見ます……)
エルフは神樹による奇跡の繁殖をするので、基本的に男女で交わらない。ダークエルフは違うのであるが、イリアは純粋なエルフであるため、男性を知らないのであった。
「イリアさん、まずは触ってみましょうか」
「は、はい」
「優しく、握ってみて下さい」
「握ればいいんですね? やってみます」
イリアは言われた通り、肉竿を手で握りしめる。すると、熱を帯びているのがわかった。同時に、ドクドクと脈を打っているのである。
「なんか、ドクドクしています。痛いんですか?」
「いえ、全然痛くないですよ」
「でも、こんなにはち切れそうになって。色も何か赤黒いですし」
「それが男根ですよ。イリアさんは初めて見るかもしれませんけど」
「はい、初めて見ました」
「でも、エルフにも男性はいるでしょ?」
「もちろんいますけど……、そ、その、こんな凶悪なものを隠し持ってはいませんよ」
牡の象徴を、凶悪なものと表現され、洋一は少しだけ悲しくなった。
しかし、興奮は冷めやらないのである。とにかく、触って欲しい気持ちでいっぱいだ。
「イリアさん、とりあえずち×ぽを上下に動かしてみましょうか?」
「え? 上下にですか? ええと、こうですか?」
イリアは恐る恐る男根を握りしめ、それを上下に動かし始める。
初めてなので、手つきはおぼつかないが、洋一は感動していた。
(俺、イリアさんみたいな美少女に手コキされてるんだ。うわぁ、堪らないよ)
あまりの興奮に、思わず身震いしていくのであった。
そんな中、イリアはある変化に気づく。
「あの、洋一さん、性器の先から何か出てきましたよ」
「性器じゃなくて、ち×ぽです。ほら、ち×ぽって言って」
「はうぅ……恥ずかしい……、言わなくちゃダメなんですかぁ?」
「当然です。男は女の子の口からち×ぽって聞くと興奮するんですから……。さぁ、言って下さい」
「ち×ぽ……、きゃぁ、言ってしまいましたぁ♡ そ、それで、ち×ぽの先から何か出ますけど、大丈夫ですか?」
「あぁ、それは我慢汁ですよ」
「我慢汁ですか? それは一体??」
「男が興奮すると出す液体ですよ。まぁ、精子みたいなものです。女の子が感じると濡れるのと一緒みたいなもんです」
「そうなんですか……。それは知りませんでした」
「その調子で手でち×ぽを扱いてください。そうすると、俺も気持ちよくなれますから」
「わかりました。やってみます」
シコシコとイリアはペニスを上下に動かし始める。
洋一は、淡い快感を覚えながら、うっとりとするのであった。
「あぁ、イリアさん、気持ちいいです。ホントに初めてなんですか?」
「もちろん初めてです。下手ですかぁ?」
「いえ、逆ですよ。むしろ上手すぎてびっくりしてるんです。もしかすると、イリアさんってエッチな才能があるのかも……」
「そ、そんな才能ありません。変なこと言わないでくださいよぉ♡」
「ホントですよ。イリアさんは隠れてオナニーするくらいエッチなことが好きだから、きっとエッチの才能があるんです。そうに違いない」
「はぅはぅ……、隠れてオナニーしていたのは、恥ずかしいからあんまり言わないでくださいぃ。うぅぅー酷いですよぉ、洋一さん……」
「すみません。ただ、あまりに手コキするのが上手いから驚いているんです。その調子で、俺をどんどん気持ちよくして下さい」
「なんとかやってみます♡ 難しいですけど……、洋一さんのためですからぁ♪」
手コキを続けていくと、イリアも何だか変な気持ちになってくる。
先ほどイッたばかりなのであるが、既に秘唇が疼き、堪らなくなるのだ。
「イリアさん、少しずつ手コキの動きを速めてください。シコシコするスピードを上げるんです」
「はい、こ、こうですか?」
「そんな感じです。凄く上手ですよ。俺、気持ちよすぎて、頭がおかしくなりそうだよ」
「ち×ぽが、ビクビクして、苦しそうです……。それにドクドクも速くなってきました」
「そうですよ。それだけ興奮してるんです。俺、イリアさんにち×ぽを弄られて感じています……、あぁ、こんな感覚初めてですよ。オナニーはよくしてましたけど、こんな風に他人に弄られるとここまで気持ちいいんですね。凄く感動的です」
「おち×ぽの先端から、どんどん我慢汁が溢れて、ヌルヌルになってきました。はぁ、それに、なんだか、クラクラする匂いもします……」
「イリアさん、そろそろ手コキからフェアに移動してみましょうか?」
「フェラって言うのは、そ、その、えっと、おち×ぽを舐める行為ですよね? 聞いたことがあります」
「そうです。ち×ぽを舐める行為をフェラチオっていうんです。イリアさんしてみて下さい」
「あの、上手くできるかわかりません」
「とりあえず、舌先を使って、レロレロと舐めてみましょうか?」
「舌で……舐める……、はぅ……恥ずかしいですけど、やってみます♡」
イリアは舌をスッと伸ばし、亀頭の先端に触れた。
ムワッとする牡の性臭を感じ取り、彼女もまた興奮していくのであった。
「んちゅ、れちゅ……、ちゅちゅ……、あぁ、我慢汁ってなんだか苦いですぅ……」
「亀頭を中心に舐めてみましょうか? 表面から裏面までしっかり舐めてみて下さい」
「はうぅ♡ 表から裏……、難しいですけど……、こ、こうですか?」
「うぐぅ、ハァ、気持ちいい……、特に亀頭の裏側、カリ裏って言うんですけど、そこをレロレロしてください」
「カリ裏……、んんちゅ……、にちゅん……、何だか、変な匂いがしますぅ」
「きっとその内に、この匂いの虜になりますよ。これが牡の香りなんです。逞しい香りでしょ? イリアさん、この匂いを嗅いで感じてるんじゃないですか?」
「そんなことは……、で、でも、確かに興奮する香りだと思います」
「イリアさんの舌づかい凄く巧みで堪りません。このまま今度はち×ぽを咥えてみましょうか?」
「おち×ぽを咥える……。はぁん♡ こんな大きなものが私の口の中に入るんですか?」
「そうです。早くち×ぽを咥えてみて下さい」
イリアは恐る恐るペニスを咥えこむ。ドクドクと小刻みに震える肉竿を咥えこむと、イリアは激しい熱を感じていくのであった。
(あぁん、おち×ぽ凄く熱くなってますぅ……。はぁ♡ 火傷しそう……)
と、イリアは感じていた。あまりの熱に口の中がポウッと温かくなり、牡の象徴を口いっぱいで感じていく。
「イリアさん、凄いです。これがフェラなんですね。俺、初めてだから感動してます……。そのまま歯を立てないようにじゅぼじゅぼって動かしてくれませんか?」
「じゅる……、じゅぼぼ……、じゅるん……、動かす……、こ、こうですか?」
イリアは慣れないフェラを続けていくが、それでも必死であった。
ペニスをしゃぶっていると、自分まで興奮していくのである。
「うわぁ……、それ、最高だ……、あまりに気持ちよくて、俺もおかしくなりそうだ……。その調子でやってください……。唾液をたっぷりと含ませて、ち×ぽをしゃぶりまくってください」
「じゅる……、じゅぼん……、じゅじゅ……、にじゅる……、ち×ぽ、気持ちいいれすか?」「凄く気持ちいいですよ。やっぱり、イリアさんはエッチの才能があるんだ。だって、初めてのフェラなのに、こんなに上手なんだもん……、うぉぉ……、これがフェラかぁ、嬉しくて涙が出そうだ」
日本にいた時は全くモテなかった。彼女は当然いないし、女子と喋ることだって稀だったのである。しかし、異世界に転生して、彼の運命は少しずつ変わり始めた。
「はぅ♡ おち×ぽぉ……、ビクビクしてますぅ……、大丈夫れすかぁ?」
「はい、ただ、そろそろイキそうなんです」
「イク? それってもしかして……」
「精子が出そうなんです」
「お射精しそうなんですか? 私、男性のお射精見るの初めてです」
「そうです。精子が出そうなんです。だから、最後までち×ぽをしゃぶり続けてください」
吐精感がどんどん強まっていく。下半身にキュッと力を入れないと、忽ちイッてしまいそうになるのだ。ゾクゾクとした悦楽を感じながら、洋一は耐え続ける。
「精子、イリアさんの口の中に出してもいいですか?」
「え? 口の中に……。はぅ♡ ら、らめれすよぉ。んじゅる……じゅぼ……、そんなの卑猥すぎますぅ」
「イリアさんの口の中に出したいんです。お願いです。俺の精子を受け止めてください」
ここまで懇願されると、イリアも断り切れなくなる。
彼女は首を上下に動かすと、口内射精を肯定するのであった。
「んじゅ……、じゅぼん……ずぼ、じょぼ……、わかりました。出してくらさい……、私のお口の中にお射精してくらさい」
立ち昇る射精感が、いよいよピークを迎えつつあった。最早耐えるのは難しい。
洋一は苦悶の表情を浮かべると、とうとう、牡の欲望を発射させる。
「あぁ、ダメだ! イリアさん、イキます。精子が出る」
「はぅ……んじゅ……、じゅじゅん……」
勢いよく子種が口腔内に放出される。あまりの量に、イリアは咳き込みそうになるが、必死に耐えて、最終的にはスペルマを飲み下した。
「ふぉ……、じゅる……、じゅるる……、じゅじゅん……、ゴックン……」
イリアの咽頭に、粘つくザーメンが流れ込んでいく。初めて味わう牡の味に、イリアはクラクラしていくのであった。
「い、イリアさん、精子、飲んでくれたんですか?」
「はい、あまりに量が多くて、飲むしかなかったんです。ダメでしたか?」
「いえ、嬉しいですよ。男は、精子を飲んでもらうと喜びますからね。ありがとうございます」
「これで、洋一さんも満足しましたよね」
「えっと、その、このまま本番ってのはダメですか?」
調子乗った洋一はセックスしたいと告げた。しかし、イリアは必死に反論する。
「そ、それはぁ、らめれすぅぅぅぅー」
叫ぶように告げ、洋一をどんと突き飛ばした。
あまりの力に洋一は壁に頭を打ち、そのまま失神してしまったのである。
「むぎゅー……」
洋一の唸り声が、室内に響き渡っていくのであった――。
〈続く〉
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