告白手記『歪んだ欲望』第1回

告白手記

告白手記『歪んだ欲望』第1回

私、知っちゃったんです。

何を知ったかと言うと、弟が、私の下着を持ち出していること。

結構ショックというか、驚きでどうしていいのかわかりませんでした。

弟は卓也と言い、現在高校生です。

かなりの進学校に通っていて、勉強もできます。もしかすると、将来は東大に行くのでは? と言われているくらいなのです。

なのに……。

どうして、私の下着を……。

それも、私のタンスから下着を盗みとっているわけじゃないんです。

まぁ、そんなことしたら、いくら鈍感な私でも気づくから、卓也はタンスから下着を盗ったりしません。

では……。

どこから下着を拝借しているのかと言うと――。

それは、洗濯機の中から。

私たちの家は浴室の脱衣所に洗濯機が置かれています。

そして、基本的に夜にまとめて洗濯をするのです。

 

ある日、私がお風呂に入った後、脱衣所に忘れ物をしたので、それを取りに戻ったんです。同時に、事件はその時に起きました。

いつもは誰が入っているかそれなりに確認するのですが、その時は面倒で、何も言わずに戸を開けてしまったんです。

そしたら――。

洗濯機の中から私の下着を取り出す卓也を発見してしまったんです。

一瞬、時が止まったような気がしました。

卓也が何をしているのか、わからなかったのです。

それでも、彼が私の下着を持っていて、さらに、その、男性のアレが、大きくなっていたんです。

それで、私はすべてを理解しました。

 

(卓也は私の下着で自慰行為をしている)

 

と、察したのです。

「ね、姉さん……、その、これは……」

卓也は私に下着でオナニーしようとしているところを見つかり、しどろもどろになっています。

こんな時、姉はどんな反応をすればいいのでしょうか?

「何してるの。それ、私の下着だよね」

「ご、ゴメン、違うんだ。ちょっと魔が差して……」

最早、言い訳ができる状況ではありません。

決定的な現場を見てしまったのですから。

私はいてもたってもいられなくなり、その場から逃げ出しました。

あまりの驚きに、どうしていいのかわからなかったのです。

部屋に戻り、私は冷静さを取り戻そうと躍起になりました。

(一体何? 何が起きてるの??)

すべてを理解するのには時間がかかります。

ただ、私が見てしまった現場は、決して消えてくれないのです。

(卓也って変態だったの? 私のショーツを持って何をしようとしたの?)

彼がしようとしたことはわかります。

私は男性のリビドーを把握しているわけではありませんが、定期的に性処理をしないと、暴発してしまうということは理解しているつもりです。

しかし――。

(なんで私の下着を……)

エッチなことがしたいなら、彼女でも作ってその子にお願いすればいいのよ……。

ただ、そこで私は思いつきました。

実は、卓也は男子校に通っているのです。

ですから、周りに女の子はいません。

それに、卓也に彼女ができたという話は、今まで聞いたことがないのです。恐らくですが、彼は童貞でしょう。

高校生で風俗に行くっていうことは、ありえないと思うし……。

もしかすると、女の子がいない環境にいるから、姉である私に興味が出てしまったのでしょうか?

ありえない……。

だって、私たちは姉弟なのです。

それなのに、あんなイタズラして……。

私は涙が出そうになりました。

ですが、泣いたとしても記憶が消えるわけではありません。

あの事実は、ずっと残るのです。

私が部屋で今後の対応を考えていると、トビラがノックされました。

ビクッとカラダが反応します。

「誰?」

「姉ちゃん。僕だよ、卓也……」

「何しに来たの?」

「謝りに……」

彼を部屋に入れるべきなんでしょうか?

私は迷いましたが、彼を部屋に入れました。

卓也は神妙な顔をして、私の部屋に入ってきました。

そして――。

「ごめんなさい」

と、土下座して泣き出したのです。

この展開も、私の予想を超えていたので、驚いてしまいました。

「卓也、頭をあげて」

「うん。ひっく、姉さん、ホント、僕……、何て言っていいか……」

「とにかく、頭をあげて……。忘れてあげるから」

「ホントに?」

「うん、ただ、もうあんなことしちゃダメよ」

「そうだよね。でも僕、我慢できないんだ」

卓也の顔は悲痛さに満ちています。

あふれ出す性欲を抑えられないという感じです。

「姉さん。もうあんなことしないよ。でも、その代わり……」

卓也は言いにくそうに口をもごもごとさせます。

一体、彼は何を考えているのでしょうか?

「何かあるの?」

と、私は尋ねます。

すると、卓也はとんでもないことを言い放ったのです。

「もうしないよ。でも最後に……、姉さんの……、そ、その、あそこを見せて欲しいんだ」

あまりの発言に私は言葉を失いました。

どこの世界に、弟に対し性器を見せる姉がいるというのでしょう。こんな展開、官能小説でもやり尽くされています。

「そ、そんなのできるわけ……」

「僕、性欲が抑えられないんだ。でも、姉さんのあそこが見れれば、おさまると思うんだよ。このままじゃ勉強にも集中できないし……、だから、僕に協力して」

「バカなこと言わないで。そんなことできるわけないでしょ」

「どうしてもダメなの」

「ダメに決まってるでしょ。だって私たち、姉弟なのよ。そんな変態みたいなこと……」

「そう……、わかったよ……」

卓也はしょんぼりとしてしまいました。

その姿を見ていると、何か悪いことをしているような気がしてきます。

彼は、将来東大に行くのかもしれないのです。しかし、性欲が邪魔して、勉強につまづいてしまったら、その道は閉ざされるでしょう。

そう考えると、ここで彼を否定すると、よくないことが起こりそうでした。

欲求は適度に叶えないと暴発します。

今は下着でオナニーするだけですが、その内、もっとひどくなるかもしれません。そこで私は――。

「卓也、一度だけよ」

「え?」

「だから一度だけなら、あなたに性器を見せてあげてもイイわ」

「ホントに?」

「うん、その代わり、ちゃんと勉強に集中しなさいよ。私のせいで大学に落ちたら、私も気分が悪いし」

「ね、姉さん……ありがとう」

「あそこを見せるだけよ。ホントにそれだけよ」

「うん。わかってる」

「なら、イイわ……」

私は部屋着を着用していましたが、それを脱ぎました。そして、下着姿になったのです。対する卓也は食い入るように見つめています。

その熱い視線を感じていると、何かこう、私も興奮していくのです。

心臓の鼓動が高鳴り、高揚感みたいなものに包まれます。

私はショーツを脱ぎました。

そして、卓也に対し、性器を見せたのです。

「姉さん。脚を広げて」

私は床に座ります。

そして、言われるままに、脚を広げていきました。

弟の前で、女の部分を見せている。

そんな禁忌的な行為に、私はドキドキと敷きます。

どういうわけか、見られていると、興奮してしまうのです。ズキリとあそこが疼き、少しずつ潤みを帯びていきます。

〈続く〉

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