告白手記『パンスト狂い』最終回
「裕君。早かったね」
玄関のトビラを開けると、スーツ姿の裕二君が立っています。
彼がスーツを着るのは、結構珍しいので、私は驚きました。
「仕事が早く終わったんだ」
「今日はスーツなの?」
「うん。ちょっと取引先でプレゼンしなくちゃならなくてね。それでスーツなの」
「ふ~ん。お疲れさま」
「ありがとう。それで梨花ちゃん、ちゃんと約束守ってくれた?」
約束。
それはもちろん、パンストをはいて、さらにおしっこした後に拭いちゃダメという約束でしょう。
「うん、一応守ったけど」
「よかったよ。じゃあ、部屋に入るね」
「うん」
嬉々として裕二君は部屋に上がりました。
そして、すぐに私をベッドに寝かせます。
「梨花ちゃん、俺シャワー入った方がいい?」
「私は大丈夫だよ。それに、私もシャワー浴びてないし」
「梨花ちゃんはいいんだよ。シャワー浴びたら、匂いが消えちゃうもん」
「恥ずかしいから、あんまり匂いとかかいでほしくないの」
「どうして? すごくいい匂いなのに」
「今日は絶対ダメだよ。だって、多分臭いし」
何しろ、おしっこしてから陰部を拭いていないのです。
ですから、尿が若干ですかしみついています。
(そうしたら、絶対嫌な臭いがするよ)
と、私は考えていました。
「大丈夫だよ、俺は梨花ちゃんの匂い好きだから」
と、平然と裕二君は言います。
そして、私のはいていたスカートを脱がし、パンスト姿にさせました。
裕二君は、あまりおっぱいとかに興味はないようです。
セックスの時、少し揉んでくれますが、あんまり長くありません。彼の興味は、がぜんパンストと、その匂いにあるのでした。
じかにパンストをはき、さらにそれで一日いたので、かなり蒸れています。スカートを脱ぐと、ムワッとして、ツンとするリコッタチーズのような匂いが漂いました。
自分でも、決していい匂いだとは思いません。
でも、裕二君は喜んで匂いをかいでいくのです。
「くんくん……、あぁ、梨花ちゃん堪らないよ。やっぱり、ちょっとおしっこの匂いがするね」
「だめぇ、かがないで……、やっぱり恥ずかしすぎる」
「ダメだよ、こんなにいい匂いかがないわけにはいかないよ」
裕二君は、私の足を開き、M字にさせると、陰部に鼻を押し付け、思い切り匂いをかいでいくのでした。
彼の鼻先が膣口に当たって、少しくすぐったいです。
「梨花ちゃん、おま×こ濡れてきたね」
「だって、裕君がエッチなことするから」
「おしっこの匂いがするおま×こをかがれてどんな感じ?」
「バカ! 恥ずかしいに決まってるでしょ。ホントはシャワーを浴びてキレイにしたいのに」
「梨花ちゃんのカラダはどこもキレイだよ。汚くなんかないから安心しなよ」
裕二君はそう言うと、私のあそこを指でなぞりはじめました。
ゾクッとする感覚が全身を貫きます。
恥ずかしいのに、気持ちよくなってしまう。
そんな思いで支配されるのでした。
私も、変態なのでしょうか?
裕二君は、私の股の間に顔を入れると、今度は足を閉じさせ、自分の顔を、私の足でサンドイッチにしました。
そして、パンストのシャリ感を堪能していくのです。
裕二君は獣のように、パンストに顔をこすりつけて、独特の感触を味わっていきます。
私もその姿をみて、何というか、興奮してきました。パンストを直にはいて、おしっこした後も拭かずに、一日いて、さらに、その匂いをかがれる。
かなり恥ずかしいのですが、その羞恥心が、どういうわけか心地よくなっていくのです。
やがて、裕二君は陰部を舌で舐め始めました。
「んんぁ……、裕君の舌、気持ちいい……」
「んちゅ……、どんどん、おま×こ濡らしてあげるからね……、ちゅちゅ……」
淫音が室内に響き渡ります。
その音を聞いていると、ますます奮い立つというか、気持ちよくなっていくのです。
彼の舌が膣口に当たり、ほのかな温かさを感じます。
レロレロとワンちゃんのように陰部を舐めていく裕二君は、ホントに幸せそうでした。私のその姿を見て、嬉しくなるのです。
「梨花ちゃん。挿れてもいい?」
「うん。いいよ。きてぇ」
「わかった。挿れてあげるからね」
いつものとおり、裕二君はパンストのおま×こが当たる部分を、少しだけ破ります。
決してビリビリにしないのが、彼のポリシーなのです。
私のあそこは、とっくにヌレヌレになっており、リコッタチーズのようなツンとする匂いが漂っています。
早く挿れてほしい。
私の興奮も徐々に高鳴っていくのでした。
「梨花ちゃん、挿れるよ」
「うん」
次の瞬間、裕二君のペニスが私の中に入ってきました。
ずぶずぶずぶと、めり込むようにおちん×んが入ってきて、膣壁をメリメリと切り開いていくのです。
カリの部分で、膣襞をこすられると、私も気持ちよくなります。
「んんぁ……、あぁん」
思わず、エッチな声が出てしまいました。
それだけ、気持ちいいのです。
裕二君は私の足を手でなでまわしながら、さらにペニスを出し入れしてきます。
結合部分からは、エッチなお汁が流れ出していて、ぶくぶくと泡をふいていました。
「梨花ちゃん……、あぁ、凄く気持ちいいよ。最高だ……」
恍惚とした表情を浮かべながら、裕二君は声をあげます。
裕二君の大きなおちん×んで突かれていると、私も心地よくなっていくのです。
ただ、そこで問題が起きました。
唐突におしっこしたくなったのです。
「ねぇ、裕君、ちょっとトイレ行きたい」
セックスを止めるのは嫌でしたが、我慢できそうにありません。
しかし、裕二君は――。
「そうだ。梨花ちゃん、おしっこしてるとこ見せて」
「そ、そんな……、嫌だよ」
「じゃあ、このままトイレに行かせないよ」
「ダメだよ、漏れちゃう」
「じゃあここでおしっこして」
私は尿意を我慢できそうにありませんでした。
裕二君は一旦セックスを止めると、浴室の方にいき、そこから洗面器を持ってきました。
「ここにおしっこして」
「ほ、ホントにするの」
「うん、梨花ちゃんのおしっこするとこみたいんだ」
おしっこを漏らすのが嫌だったので、私は仕方なく洗面器に向かっておしっこすることにしました。
「梨花ちゃん。パンストは脱いじゃダメだよ、そのままでするんだ」
「でも、そんなことしたら」
「ちゃんと少しだけ穴が開いているから大丈夫だよ。ほら、早く見せて」
私は洗面器の前にしゃがみこみました。
もう、我慢できません。見られて恥ずかしいのはわかっているのですが、私は人前でおしっこしてしまいました。
チョロ……チョロロ……。
おしっこは少しずつしか出ません。
同時に、とにかく恥ずかしいのです。
「梨花ちゃんがおしっこしてる……、うわぁ、最高だよ」
裕二君は喜んでいます。
私は、彼の前でおしっこをしてしまったのです。
そうして、用を足すなり、裕二君は私を押し倒し、あそこをベロベロ舐めるのです。拭いていない、おしっこしたばかりのあそこを舐められて、私は動揺していました。
こんな変態的なプレイ……。
絶対ダメなのに……。
でも、私は快感に支配されていました。人前でおしっこして、さらにおま×こを舐められる。その行為が、どこか心地いいのです。
「裕君……、ダメ! イッちゃう……」
おしっこしたばかりで、あそこは敏感になっていました。私はガクガクと体を震わせ、オルガスムスを感じていったのです。
結局、私はイカされてしまいました。
パンストを直にはき、さらにおしっこまでして、感じてしまったのです。
だけど、不思議と嫌な気持になりませんでした。
何となく、癖になりそう……。
そんな風に感じたのです。
私と裕二君の少し変態的なセックスは、これからも続きそうです。
〈了〉
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