官能小説レビュー 第67回『銀氷のブリュンヒルデ 祖国防衛のため最強の戦乙女が嫁になりました』

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官能小説レビュー 第67回『銀氷のブリュンヒルデ 祖国防衛のため最強の戦乙女が嫁になりました』

引用元:https://ebook-assets.dmm.co.jp/

今回はストーリー要素の強い官能小説をご紹介します。

それは、わかつきひかるさんの『銀氷のブリュンヒルデ』という作品です。

コチラは、フランス書院の美少女文庫より、2019年の10月に発売されました。

 

かわいい嫁と挑む本格的な戦記となっており、読み応えは抜群です。

本記事では、『銀氷のブリュンヒルデ』の詳しい構成や見どころなどを解説します。

『銀氷のブリュンヒルデ』とは、一体どんな作品なのでしょうか?

 

蛞睡々
蛞睡々

それでは、早速見ていきましょう

 

□まずは抑えて! 登場人物とストーリー

 

本作品は全6章の構成です。

ここにプロローグとエピローグが付きます。

詳しい章の構成と、主な登場人物を見ていきましょう。

 

【登場人物】

・ブリュンヒルデ・ザクセン……ザクセン王国の王女でありの軍司令

・ジグルト・ファーレン……ファーレン王国の王子

 

【ストーリー】

 

第1章

 

ブリュンヒルデがいるザクセン王国と、ジグルトのいるファーレン王国はいさかいが絶えません。

そんな中、宗教国家であるガルドという国が急激に力を付けて脅威になりました。

 

そこで、ザクセンとファーレンは和平を結ぶことを決め、ザクセン王国の王女であるブリュンヒルデと、ファーレン王国の王子であるジグルトを結婚させるのです。

 

つまり、政略結婚ということになります。

但し、二人は結構ながよく、愛し合っていきます。

 

ブリュンヒルデとジグルトは共に戦争を経験しています。

そして、お互いにその実力を認め合っているのです。

 

そんな中、二人は結婚することになり、初夜を迎えます。

ジグルトの優しいクンニリングスから始まり、やがてセックスに突入。

ブリュンヒルデは処女ですが、ジグルトを迎え入れていきます。

 

ラブラブの濃密な初夜のセックスが展開されていくのでした。

 

第2章

ファーレン王国で舞踏会が行われることになり、ジグルトとブリュンヒルデは参加します。

そして、そのためのダンスのレッスンをするのです。

また、妻として夫を喜ばせるために、ブリュンヒルデは料理を作ります。

 

ただ、これが結構失敗していまい、美味しくありません。

しかし、ジグルトはきちんと食べます。

愛する人が作った料理が嬉しかったのです。

 

そんな中、ジグルトはザクセンの温泉でゆっくりします。

すると、そこにブリュンヒルデがやって来て、一緒にお風呂に入ることになります。

もちろん、それだけで終わるわけありません。

 

二人は、露天風呂で愛し合います。

まずはブリュンヒルデがジグルトのペニスをフェラしていくのです。

いい雰囲気なった二人は、やがてセックスに移行します。

 

露天風呂でうっとりとするようなセックスが展開され、二人は満足していくのでした。

 

第3章

ファーレン王国で舞踏会が催されます。

ただ、ファーレン王国とザクセン王国はそれまで仲が悪かったので、ブリュンヒルデはあまり歓迎されません。

 

しかし、キレイにダンスを踊り切り、彼女が持つカリスマ性を発揮します。

そして、徐々に受けいれられていくのです。

 

途中料理人が彼女を指そうとするのですが、何とか危機を回避。

ガルドの仕業でないかと察します。

 

また、ここでガルドという宗教国家が脅威になっていることが明らかになります。

そして、その対策をとる必要があると、二つの国家は協力しようとするのです。

ブリュンヒルデは国民の前で、ファーレン王国とザクセンを守ると誓います。

 

一気に注目が集まったところで、ブリュンヒルデと、ジグルトは、誓いのキスをするのでした。

 

舞台は変わり、ジグルトの部屋に移動します。

もちろん情事が展開されるのです。

二人は既に何度か交わっていますが、まだまだ初々しいです。

 

激しく求め合い、快感を貪っていきます。

比較的ノーマルなセックスが展開されていくのです。

ただ、声をあまり出させないために、ジグルトはブリュンヒルデに猿ぐつわをさせます。

 

こうして、少しだけ緊縛プレイをしながら、セックスを堪能していくのです。

もちろんフィニッシュは中出しセックス。

ジグルトの精を感じながら、ブリュンヒルデは満足感に包まれるのでした。

 

第4章

舞踏会でブリュンヒルデを刺そうとした料理人を尋問すると、彼がガルドのスパイであると判明します。

 

ガルドには人の意思を奪って、操作する術のようなものがあるのです。

あらためてガルドの脅威を、ブリュンヒルデとジグルトは感じ取っていきます。

そして、ファーレン王国とザクセン王国は協力することで、ガルドに対抗していこうするのです。

 

そんな中、ザクセンの城下町を歩きます。

そこではお祭りがやっており、二人は満喫するのです。

しかし、イノシシがあらわれて、お祭り中の人たちを襲います。

 

一連の出来事をみたジグルトが弓矢を使って撃退するのです。

 

その様子を見ていた国民は、敵国の王子であるジグルトを徐々に認めていきます。

また、このイノシシは、ジグルトの実力を試すテストだったのです。

無事、彼はテストに合格したことになります。

 

場面はブリュンヒルデの部屋に移り、二人は求めあいます。

そこでジグルトはパイズリして欲しいとお願いします。

ブリュンヒルデも彼に気持ちよくなって欲しいので、それを了承するのです。

 

パイズリで気持ちよくなってジグルトは、今度後背位でブリュンヒルデを犯します。

若干のお尻叩きなどがあり、二人は気持ちよくなっていくのでした。

 

第5章

ファーレン王国とザクセン王国はお互いの距離を近づけるために、道を拡張する工事をします。

これにより、さらに、友好を深めようとするのです。

同時に、ガルドとの戦争が近くなっていると感じるのです。

 

ガルドは、お経を唱えて、兵を操作し、数で迫ってくるようです。

そんな中、戦略王子として名高いジグルトの策が通じるか、あらためて問われます。

ジグルトは、必ず勝つと、決意を固めるのです。

 

戦争前のひと時。

場面は変わり、温泉に移ります。

そこで、ジグルトはブリュンヒルデと共にはいるのです。

 

舌を絡めるキスから始まり、乳房を使って、ジグルトのカラダを洗っていきます。

そして、濃厚なフェラを堪能した後、二人はセックスに移行するのです。

 

今まではベーシックな正常位や後背位が多かったですが、今回は騎乗位です。

二人は激しく求め合いながら、セックスを堪能していくのでした。

 

第6章

ついにガルドとの決戦がやってきます。

ジグルトは策を練りますが、スパイがまぎれこんでいて、隙を突かれるのです。

ガルドの兵隊に誘い込まれるような形になり、窮地を迎えます。

 

それを救ったのは他でもないブリュンヒルデです。

ガルドの将軍は、アルブレイトといいかなり知略に長けます。

そして、ブリュンヒルデを襲うのです。

 

ブリュンヒルデは意識の乗っとられて窮地を迎えます。

しかし、彼女のピンチにジグルドがやって来て、彼女を正気に戻させるのです。

正気に戻ったブリュンヒルデは、いつも力を取り戻し、アルブレイトを倒します。

 

こうして、宗教国家ガルドの脅威から、ファーレン王国とザクセン王国を守ったのです。

 

場面は変わり、夫婦の部屋に移動します。

キスから始まり、濃密な愛撫が続くのです。

やがて、ジグルトは対面座位の体位を提案します。

 

ブリュンヒルデはそれを受け入れ、二人は座った形でセックスをしていくのです。

二人はお互いに感じ続け、興奮もピークを迎えます。

もちろん、フィニッシュは中出しで、官能的なセックスは終わりを迎えるのです。

 

最終的に、ブリュンヒルデは身籠ります。

そして、国民の前であらためて結婚を発表するのです。

二人は国民の前でキスをして、二つの国家が友好的になるように誓うのでした。

 

□ストーリーに重点が置かれた官能小説

 

わかつきひかるさんは、官能小説もたくさんお書きになっているベテラン作家さんです。

また、近年はラノベシーンでも活躍されています。

その影響からなのか、セックスシーンよりもストーリーのほうに重点が置かれているような気がしました。

 

各章の前半がシリアスなシーン、後半がセックスシーンと、わかれています。

そのため、必然的にセックスシーンは少なめです。

 

ただ、ストーリーがしっかりしているので、そっちの方も楽しめます。

敵対関係にある二つの国が、宗教国家の脅威により、協力体制になります。

その結果、ブリュンヒルデとジグルトは、政略結婚するのです。

 

最終的には、ガルドからの脅威から国を守り、大団円という形になっています。

そのため、読み心地はよく、読後感もスッキリした印象です。

 

セックスシーンがやや少なめなので、その点は物足りなく感じるかもしれませんが、ストーリーでしっかり楽しませてくれるので、満足感がありました。

 

□安定した文体で読みやすい官能小説

 

美少女文庫の官能小説は、そこまでくどい表現がないので、サクサク読めます。

ただ、官能小説特有のねっとりとした文体ではないので、そこは注意です。

 

それでも、端正な文章で、非常に読みやすく一気読みは確実。

五感に訴えかけてくる官能小説であると感じました。

 

例えば――。

 

亀頭が子宮口を叩いた。ドプっと子宮頸管粘液が噴き出る。

P82より抜粋

 

さらに――。

 

少し力をこめてお尻を叩くと、ぷりっとした手応えが返ってきて、リコッタチーズの香りが鮮明に漂った。

P156より抜粋

 

「子宮頸管粘液」「リコッタチーズ」など、独特の表現があるので、引きこまれます。

いずれにしても、かなり官能的な文章をお書きになるので、満足度は高めです。

 

□かわいい嫁と挑む本格戦記!

 

蛞睡々
蛞睡々

いかがだったでしょうか?

今回は、わかつきひかるさんの『銀氷のブリュンヒルデ 祖国防衛のため最強の戦乙女が嫁になりました』を紹介しました。

 

割とセックスシーンは少な目であり、ストーリーが重要視されている印象でした。

一つの戦記として完成されているので、非常に楽しめました。

 

こんな風な展開で官能小説を書くこともできるのだと、新しい発見があったような気がします。

 

今回は、『銀氷のブリュンヒルデ』の構成や見どころなど、幅広く解説しました。

端正な文体で書かれているので、サクサク読めるのも魅力の1つです。

 

エッチシーンもいいけど、ストーリーもしっかり楽しみたい方には、とてもオススメ!

後悔はさせないので、ぜひ、一度読んでみてください。

きっと素晴らしい世界観を堪能できるはず!

 

蛞睡々
蛞睡々

それでは、次回の官能小説レビューでお会いしましょう。ではでは……。

 

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