連載官能小説『好き好き大好きお兄ちゃん愛してる』第10回
浴室――。
拓人は全裸、理沙はパンストのみはき、後は脱いだ。
(お兄ちゃんってホント、パンスト好きなんだなぁ)
と、理沙は感じていた。
拓人はシャワーをひねると、お湯を出して、それを理沙にかける。
「理沙、お湯の温度は大丈夫?」
「うん。大丈夫……。パンストはいたままだから変な感じがするけど」
「それがいいんだよ」
濡れパンストは、きらびやかに光っている。
全体的にテカテカとして、より一層、淫猥に見えるのだ。
「シャワー、おま×こに当てると気持ちいのかな? やったことある?」
「おま×こ洗う時は、シャワーを当てるけど、そんなに意識したことはないかな」
「そうなんだ、じゃあ、とりあえずカラダを洗おうか。俺が背中洗ってあげるよ」
と、拓人はいい、ボディソープを手のひらに出すと、ごしごしと理沙の背中を洗い始める。
「ありがと、お兄ちゃん。私もお兄ちゃんのこと洗ってあげるよ。洗いっこしよ」
「そうだね」
二人は向かい合わせになって立った。
そして、お互いのカラダを洗い合う。この時、拓人のイチモツはかなり大きくなっていた。
「お兄ちゃんのおちん×ん、大きくなってるよ。まだ何もしてないのに」
「だって、理沙がエッチな姿になっているから。興奮するに決まってるじゃないか」
「私の裸を見て、興奮してるんだ。エッチなお兄ちゃんだなぁ」
「そういう理沙だって興奮してるんじゃないの? おま×こ濡れてるんじゃない?」
拓人の指が陰部に向かってくる。
パンスト越しであるが、陰部は微かに湿っていた。
「ほら、少し濡れてるよ」
「だってぇ、ノーパンでパンストはいて、シャワー浴びてるんだもん。興奮しちゃうよぉ」
「理沙も俺のち×ぽいじって……、気持ちよくなりたいんだ」
「うん。わかった」
理沙はいきり立ったペニスを握りしめ、上下にシコシコと動かし始める。
ドクドク、脈打っている怒張は、赤黒く変色し凶器のようにも見えた。
「お兄ちゃんのおち×ぽ。ドクドクしてるね。生き物みたい」
「そうかも、興奮しっぱなしで、早くイキたいんだよ」
「イキたいの?」
「そう。でも、まだ大丈夫だよ、そんなに簡単に射精したら、つまんないからね。理沙はどう? 気持ちいい?」
拓人の指先が、理沙の陰部をくすぐっていく。
理沙は心地いい快感を覚えていたのである。
「うん、気持ちいいよぉ。私ね、さっきイッたばかりなのに、またイキそうになってる」
「何回でもイッていいからね」
「私ばっかりイッてる気がする。だから、我慢するの。私、お兄ちゃんにも気持ちよくなってもらいたいから」
「一緒にイケたらいいね」
「うん」
そこで拓人は理沙の淫裂か手を外すと、キュッと彼女を抱きしめた。
理沙は不意に抱きしめられて、ほんわかとした気持ちに包まれていく。
「むぎゅ……、うぅ、お兄ちゃんに抱きしめられてる」
「抱きしめられるの嫌い?」
「ううん、嫌いじゃないよ、むしろ好きかな……、だって、愛されている感じがするから」
そう、愛されている感じがするのである。
拓人は抱きしめる力を強め、熱い抱擁をかわしていく。
「お兄ちゃん、ちょっと苦しいかな……」
「ゴメン、つい勢いで……、俺も理沙を抱きしめるの好きだよ」
「うん……、お兄ちゃん、これからも一緒だよね?」
「ん、そうだよ、一緒だよ」
「これがずっと続くといいんだけど……。私たち兄妹だから、結婚とかはできないよね」
「それはそうかもしれないけど、結婚だけがすべてじゃないよ」
と、拓人は告げる。
それを聞いた理沙は、不安になっていた想いを聞いてみる。
「ねぇ、お兄ちゃん、聞いてもいい?」
「うん、何?」
「お兄ちゃんは学校で好きな人とかいないの? 例えば可愛い子がいるとか……」
「学校に……、好きな人なんていないよ。まぁ、可愛い子とかいるけど、ほとんど関わりがないかな」
「ふ、ふ~ん、お兄ちゃんモテそうなのに……」
「そんなことないよ、全然モテない。だから理沙とエッチするまで童貞だったし、キスすらしたことなかったんだから。そう言う理沙はどうなの? クラスの男子に告白されたりしないの?」
「告白なんてないよ、私も学校じゃ結構一人でいる時が多いし。それにね、私はお兄ちゃん以外の男子なんてどうでもいいの……、お兄ちゃんがすべてなの……」
「理沙……」
あらためて妹の気持ちを知り、拓人は嬉しくなった。
家族とは言え、愛されているとわかると、感動するものである。
「ねぇ、理沙、おま×こなめたい……、なめさせて」
「うん、いいけど……。でも、ここお風呂だし」
「バスタブのふちに座って。そして足を広げるんだ」
「わかった。こう?」
理沙はバスタブのふちに座り込むと、足をくッと左右に広げた。
そして、ヌラヌラと光る淫裂に舌を伸ばしていくのであった。
「んちゅ、じゅる……じゅるる……、じゅん、ちゅぱん」
理沙のおま×こは、わずかに塩気が感じられ、エッチな香りがした。
ボディソープの香りと、性臭が入り混じり、高貴な香りへと変化している。
「理沙のおま×こ、ホントにいい匂いだよ、洗ってないおま×こも素敵だけど、洗ったおま×こも新鮮な感じがして好きかな」
「やぁ、匂いかいじゃダメなのぉ、恥ずかしすぎるぅ……」
「全然臭くないから安心しなよ、じゅる、じゅぱん……」
チュパチュパと淫猥な音を鳴り響かせながら、拓人は性器をなめていく。
パンストに包まれた、淫裂はしとどに濡れ始めて、あっという間にヌルヌルになっていった。
「お兄ちゃん、おま×こ気持ちいい……、もっとなめてぇ」
「んじゅ……、じゅる……、んん、もっとなめてあげるからね」
舌先をレロっと伸ばし、アイスをなめるような形で、淫裂を刺激していく。
なめられるほどに気持ちよくなり、理沙は身も心も満足していくのであった。
「クリトリスもいじってあげるよ。こんなのはどう?」
拓人は、陰核を舌でツンツンと押すように刺激していく。
すると、理沙のカラダがビクッと跳ねた。
「きゃぁ! そ、それ、ダメ……、気持ちよすぎる……」
「理沙はクリが弱いみたいだね。すごい敏感に反応する」
「だってぇ、そこは敏感な部分だから、あんまりいじっちゃダメなのぉ」
「どうして? いじらないと気持ちよくなれないよ。それでもいいの?」
「気持ちよくなりたい……、で、でもぉ、あんまりクリクリされると、おかしくなっちゃうよぉ」
「おかしくなってもイイよ。俺がちゃんと見届けてあげるから」
拓人はレロレロと舌を高速で動かし、理沙の陰核を責め続ける。
途端、理沙はアクメを覚えて、ブルブルと痙攣したように震えていった。
「理沙、イッたの?」
「わかんない……、でも、気持ちよすぎて意識が飛びそうになっちゃった」
理沙の陰部から、子宮頸管粘液がドプっと溢れ出した。
拓人はそれを確認すると、今度は理沙をしゃがませた。
「ねぇ、理沙、今度は俺のち×ぽをなめてくれる? 気持ちよくなりたいんだ」
「うん、いいよぉ……、なめてあげるぅ」
嬉々として理沙は拓人のイチモツしゃぶり始めた。
「じゅぼ、じゅるん、じゅぼぼ……。お兄ちゃん、気持ちいい?」
拓人は心地よさに心を奪われながら、恍惚とした表情を浮かべる。
理沙のフェラチオは、そこまで巧というわけではないが、愛がこもっており気分がよくなるのだ。
「理沙、うぉぉ、気持ちいいよ……、ち×ぽが破裂しそうだ……、んんん……」
途端、激しい射精感を覚える拓人。
下半身に力を入れて、必死にそれを抑え込もうとする。
(お兄ちゃんのちん×ん、ビクビクしてる……、きっと気持ちいいんだぁ)
と、理沙は感じていた。
やはり、愛しの兄が悦んでくれるのは嬉しい。
「んじゅる……、じゅぼ……、じゅぼぼ……、じゅぼん……」
「あぁ、理沙、すごいよ……、ち×ぽが気持ちよくて……、ああ……、変になりそうだ……、妹におち×ぽ舐められて、俺、すごく興奮してるんだよ……」
「お兄ちゃん、じゅぼ……、気持ちよくなってぇ……、じゅるん……じゅるる……」
立ち昇る吐精感は、次第に耐えがたくなる。
しとどに気持ちよくなり、耐えるのがしんどくなるのだ。
「理沙、俺、そろそろイキそう……、イキたいよ……」
「んんん……、イッて、イッてイイからぁ……、じゅるん、じゅぼぼ……」
理沙の小さな口をフルに使って、拓人のペニスをしゃぶり続けていく。
拓人自身、耐えるのが難しくなった。
「ダメだ……、理沙……、もう、精子出る……」
理沙の口の中で、ペニスが収縮を開始する。
どうやら、イク兆候があらわれたようである。理沙もその感覚を覚えていた。
「うおぉぉぉーイク! ダメだ!! 理沙出ちゃう……。精子出るぅ……」
次の瞬間、拓人は牡の欲望を放出させる。
ビュルビュルドピュと、勢いよく子種が理沙の口腔内に流れ込む。
(あぁん、お兄ちゃんの精子……、すごい熱い……。それにねっとりとしてる)
「うわぁ……、精子がどんどん出てくる。止まらないよ」
「んじゅ……じゅるん、んん……ごっくん」
理沙は迷わず拓人のスペルマを飲み下した。
のどの奥を、ねっとりと絡みつく精子が流れ込んでいく。
「理沙、精子飲んでくれたんだね」
「うん。そっちの方が嬉しいと思って」
「ありがとう、感動したよ……、でも、まだ足りないんだ。エッチもしたい……」
「私もお兄ちゃんとエッチしたい……。だからしよ……」
「そうしよう、じゃあ、部屋に移動しようか。そこでたっぷり楽しもう……」
二人は浴室を出て、理沙の部屋に向かったのであった――。
〈続く〉
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