連載官能小説『とっても優しい僕の叔母さん』第7回
(僕、セックスしちゃったんだ。これって大人になったって意味なのかな?)
と、悠真は一人、布団の上で横になりながら考えていた。
美沙の家に居候するようになり、一気に世界が変わったのである。
(美沙さんとセックスするの、凄く気持ちいい。またしたいな)
だが、悠真は自分からは求めなかった。
何かこう、もしかすると嫌われてしまうのでは? という思いが強いのである。
(確か、美沙さんは僕が好きだって言ってたよな。あれってホントなのかな?)
そう、美沙は悠真が好きであると言ったのだ。
そして、その時自分は、
(僕も好きだって言ったんだ。つまり、僕たちは好き合っているってことだよね?)
そう考えると嬉しくなる。
悠真自身、人を好きになったり、好きなられたりした経験がない。
(人を好きになるのって、素晴らしいんだなぁ)
悠真は感動しながら、眠りに就いた。
翌日。
「悠真君。ちょっと話があるの」
朝食中、美沙がそんな風に言ってきた。
悠真は眉間をピクッとさせると、
「何かあるんですか?」
と、尋ねた。
「あのね。今日ちょっと遅くなりそうなの。仕事の関係で」
「そうなんですか。わかりました」
「だから、お金を置いていくから、それで好きなものを食べてね」
「何時ごろになりそうなんですか?」
「う~ん、多分夜の十時くらいになると思う。ゴメンね」
「いえ、お仕事大変ですね」
「ありがとう。ちゃんとお留守番できたら、ご褒美あげるからね」
「え? ご、ご褒美?」
「そう。楽しみにしていてね」
美沙からのご褒美というと、どうしてエッチなことが頭をよぎる。
悠真は顔を赤らめて、朝食を食べ続けた。
(今日は美沙さんがいないのか)
学校を終え、美沙の家の着くと、荷物を置いて悠真はゴロリと横になった。
(何か買いに行かないと、だけど、面倒だな)
それでもカラダを動かし、起き上がると、駅前のスーパーに向かった。
夜六時過ぎ――。
(夕方のスーパーって混んでいるんだな。何を買おう)
とりあえずお弁当を買って、美沙の家に戻った。
夜十時前――。
(あ、雨が降ってきた。美沙さん傘持っていたのかな?)
心配になった悠真は、散歩がてら、駅前に迎えに行くことにした。
小学生がこんな時間に歩いていると問題がありそうだが、美沙が傘を持っていないと大変だと思ったのである。
(ラインで一応連絡しておこう。そうすれば美沙さんも気づくはずだよ)
ラインで連絡を取ると、美沙からすぐに返信が来た。
『夜遅いけど大丈夫?』
『はい。僕は大丈夫です。美沙さん傘持っていないですよね』
『うん。そうなの。でも危ないし』
『気にしないでください。ここから駅は近いですから』
『わかったわ。じゃあ気をつけて迎えに来てね』
『はい!』
そう言い、悠真は美沙を迎えに行った。
*
「姉ちゃん、ちょっと付き合いなよ」
美沙が駅で悠真を待っていると、ナンパにあってしまった。
こういう経験はまずまずある。とりあえず無視しておく。しかし相手は強引だった。
「おい、聞いてんのか、姉ちゃん」
大分酒が入っているようである。
美沙がキッとにらみつけると、男は全くひるんだ様子をみせず、
「そんな怖い顔すんなよな。ちょっと、付き合ってほしいって言ってるだけだろ」
「結構です」
「いいお店があるんだよ。そこに行って一緒に飲まない?」
「だから結構です」
美沙は頑なに断った。
しかし、男は強引に美沙の腕を掴むと、何とキスをしようとしたのである。
「ちょ、ちょっと止めてください」
「いうことを聞かないからこうなるんだ」
男の力は強く、美沙は抵抗するが、抗いきれない」
(何なの、この人、変態じゃないの)
美沙は大声を出そうとした。
すると、その時だった。突如、男が「ぎゃー」と大声を上げて美沙から離れたのである。
「美沙さんにくっつくな! 変態!!」
その声は悠真であった。
悠真が男のすねを蹴り上げたのである。
「ぐぐ、痛ってぇなぁ、このクソガキ! 何しやがるんだ」
「美沙さんから離れろって言ったんだ」
「美沙ぁ。あぁこの女の名前か。この女の子ども……、いいや違うか、弟か、まぁいい、お前にはちょっと躾が必要だな」
そう言うと、男は悠真に暴力をふるおうとした。
サッと悠真は身構える。しかし、どうしても体格差がある。
「悠真君! こっち」
咄嗟に美沙がカバンで男を殴りつけた。
そして、悠真の手を取り、一目散に駆け出していった。
「あ、待て! クソ野郎!!」
男は叫ぶが、酔っているので上手く走れない。結局追いかけてくるのを止めたようである。
雨が降る夜道で、美沙は悠真を抱きしめた。
「悠真君、大丈夫だった?」
「僕は大丈夫です。美沙さんこそ、大丈夫でした?」
「私も大丈夫。でもこんな危険なことしちゃダメよ」
「だって、あいつ嫌がる美沙さんにひどいことしようとしてたし」
「だからっていっても」
「美沙さんを助けたかったんです。だから、カラダが勝手に動いていました」
「悠真君、ありがとう、嬉しかったわ。さぁ雨もひどいし帰りましょう」
結局、二人はずぶ濡れになって帰宅した。
「悠真君、風邪ひくといけないから、お風呂入りなさい」
「でも美沙さんも濡れてますよ」
「なら、一緒に入りましょうか?」
「え? 一緒に??」
「そう。嫌なの?」
「嫌じゃないです。一緒に入りたいです」
「そしたら一緒に入るわよ」
二人は一緒に浴室に入り、熱いシャワーを浴びた。
美沙は悠真のカラダを洗ってあげる。
「み、美沙さんくすぐったいです」
そう言う悠真であったが、美沙の裸体を見てペニスが反応してしまった。
(あぁ、美沙さん凄くキレイなカラダをしてる)
豊満なバスト、キュッと締まったウエスト、プルンとしたヒップ。
全てが完璧であるように思えた。
「あら、悠真君、おち×ぽが元気になっちゃったわね」
「はい。すみません」
「謝らなくていいのよ、どうしてほしい? シコシコしてほしい? それとも舐め舐めしてほしい?」
「どちらもしてほしいです。ダメですか?」
「ウフ、悠真君は欲張りね。わかったわ、両方してあげるわ」
そう言うと、美沙は悠真のペニスをしごき始めた。
「うぅ、くぅ。ぁああ、美沙さん気持ちいいです」
ボディソープをたっぷりとつけて、それを潤滑油代わりにして、美沙はシコシコとペニスをしごいていくのであった。
「悠真君のおちん×ん、ホントに元気ね。こんなに大きくなって。ホント苦しそう」
「はい、苦しいです、でも、美沙さんを想うと堪らなくなります」
美沙は嬉しかった。
悠真が酔っぱらいから救ってくれた時、ホントに白馬の王子様のように見えたのである。
(もう、恋する年齢じゃないのにね)
美沙はいきり立った怒張を弄りくり回し、刺激を生み出していく。
すると、悠真のペニスがビクビクと震え始めた。
「み、美沙さん、ちん×んが気持ちです」
「もしかしてイキそう?」
「はい、でも、もう少し我慢できそうです」
「もう少し我慢してね、フェラだってしてあげたいし」
「ありがとうございます。僕、一生懸命我慢します」
悠真は下半身にグッと力を入れて、必死になって耐え始めた。
射精感は確かに鋭いが、何とか我慢できるレベルである。
「悠真君、私も興奮してきちゃった。おち×ぽシコシコしながら、おま×こ弄ってもイイかしら?」
「はい、美沙さんも気持ちよくなってください。それに、美沙さんのおま×こみたいです」
「ウフフ。悠真君はエッチなのね。わかったわ、私のおま×こ見てねぇ」
美沙はペニスをしごきながら、しゃがみ込み、脚を開くと、陰部を開帳していった。
煌びやかに濡れる膣口は、わずかにヒクヒクとふるえている。
(私、悠真君のおちん×んを舐めながら、おま×こ弄ってる。凄く気持ちいい……、変態みたいだけど、ゾクゾクしちゃうのよね)
対する悠真も心地い刺激を受け、うっとりとした顔を浮かべた。
「悠真君、そろそろフェラして欲しくなったんじゃない?」
と、美沙が蠱惑的な表情を浮かべて尋ねてくる。
悠真はコクコクと首を上下に動かし、
「はい、してほしいです、フェラ気持ちいいから」
「そうよね、気持ちよくなりたいわよね、ならしてあげるわ。たっぷり気持ちよくなってね」
美沙は手コキを止めて、一旦シャワーでペニスを洗い流すと、キレイなった怒張をカプッと咥えこんだ。
〈続く〉
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