官能小説レビュー 第77回『家の彼女~癒し系の幼馴染が「おかえり」と迎えてくれる同棲ライフ~』
引用元:https://ebook-assets.dmm.co.jp/
官能小説のヒロインは、幼馴染になるケースが多いです。
今回は、癒し系の幼馴染が登場する作品をご紹介。
それは――。
『家の彼女~癒し系の幼馴染が「おかえり」と迎えてくれる同棲ライフ~』
という作品です。
作者は、望月JETさん。
コチラは、ぷちぱら文庫より2020年の3月に発売されました。
実を言うと、以前紹介した『家の彼女~美少女二人が「おかえり」と迎えてくれる同棲ライフ~』の続編になります。
『家の彼女~美少女二人が「おかえり」と迎えてくれる同棲ライフ~』の記事はコチラから
本記事では、『家の彼女~癒し系の幼馴染が「おかえり」と迎えてくれる同棲ライフ~』の詳しい構成や見どころなどを解説していきます。
それでは早速見ていきましょう。
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□登場人物とストーリー
本作品は全4章の構成になっています。
ここにプロローグとエピローグが付いてくるのです。
それを踏まえ、登場人物と各章のストーリーを紹介します。
【登場人物】
- 橘木啓輔(たちばなきけいすけ)……主人公の社会人
- 纏絢萌(まといあやめ)……啓輔の幼馴染
【ストーリー】
第1章
橘木啓輔は、社会人であり一人で暮らしています。
彼は、幼馴染である纏絢萌に憧れを持っています。
そんな中、絢萌の両親が海外に行くことになり、その間啓輔の自宅で一緒に暮らしたいと、絢萌が言ってくるのです。
啓輔は絢萌が気になっているので、それを承諾します。
絢萌は受験生なので勉強しないとならないのですが、家事などを率先してやるようになります。
そんな風にして、啓輔は絢萌と同棲生活を始めるのです。
彼の家は殺風景で、勉強する環境が整っていなかったので、ヌトリというインテリアショップに行き、絢萌が暮らすために家具を購入します。
二人はラブラブの空気の中、一緒に暮らし始めるのでした。
第2章
第2章は、引き続きラブラブな同棲生活が描かれます。
啓輔は、「ムーンリバー」という喫茶店によく行くのですが、そこはリニューアルして、チカとユリという美少女スタッフを雇っていたのでした。
啓輔は絢萌をムーンリバーにつれて行き、そこでチカとユリに、一緒に暮らしていて「意識しないの?」と言われます。
そこから、啓輔も絢萌もお互いを激しく意識していくようになります。
また、受験勉強を続けている絢萌が倒れてしまいます。
啓輔はその看病をして絢萌の本当の気持ちを知ります。
そして、啓輔は絢萌に「好きだ」と告白します。
絢萌も啓輔が気になっているので、それを受け入れます。
二人はこうして付き合うことになり、一層ラブラブになっていくのでした。
第3章
クリスマスのシーズンがやってきます。
啓輔と絢萌の二人はライトアップした街を歩き、いい雰囲気になるのです。
そして、ベンチに座った時、初めてキスをします。
少しずつ、二人は大胆になっていくのです。
それからしばらくしては、二人は自宅で二度目のキスをします。
すると、啓輔が興奮してペニスを勃起させてしまうのです。
もちろん、絢萌もそれに気づきます。
手コキから始め、最終的に二人はセックスするのです。
ここから、二人は徐々に体の関係を重ねるようになります。
やがてクリスマスがやってきて、二人はパーティーをするのです。
クリスマスですから、ただ食事をして終わりではありません。
二人は一緒のお風呂に入り、求め合います。
絢萌がフェラをして啓輔を気持ちよくさせます。
そして、浴室でのプレイを終えて、今度は部屋に戻り続きをするのです。
エンドレスにお互いを求め合い、濃厚なセックスを続けるのでした。
第4章
年末年始になり、二人は一緒におせちを食べたりして過ごします。
また、ムーンリバーにも行き、啓輔はそこでマスターから栄養ドリンクをもらって「頑張りな」と励まされます。
実をいうと、啓輔は絢萌の受験が近いということもあり、セックスを封印していたのです。
ですが、それが絢萌には負担でした。
セックスができないから、勉強に集中できなくなってしまうのです。
それを知った、啓輔はマスターにもらった栄養ドリンクを飲み、絢萌を抱きしめます。
最初は部屋でセックスをして、その後浴室に移動し、立ちバックで結ばれます。
こうして二人は、激しく求め合っていくのでした。
ただ、別れの時間も迫っています。
絢萌の両親が帰国し、二人は再び離れ離れになるのです。
しかし、絢萌はそれが辛く、啓輔を暮らすことを望みます。
最終的に、大学に合格した絢萌は、啓輔と一緒に暮らすことになり、二人のラブラブの生活がこれからも続くというところで、物語は終わりを迎えます。
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□エッチシーンは少なめだがストーリーで魅せる
『家の彼女~癒し系の幼馴染が「おかえり」と迎えてくれる同棲ライフ~』という作品は、エッチシーンがかなり少ないです。
第1章、第2章は、エッチシーンがなく、第3章でようやく結ばれます。
ですので、どちらかというと、ストーリーを楽しむ官能小説になっているのです。
エッチシーンが少ないと、興奮できないのでは?
と考える方も多いかもしれませんが、ラブラブな二人の同棲生活が描かれるので、満足度は高めです。
そして、焦らしに焦らしたところで、セックスシーンに突入するので、興奮できる作りになっています。
エッチシーンもアブノーマルな描写は一切ないので、ハードなプレイが苦手という方でも安心して楽しめるでしょう。
□文章は端正で読みやすくなっている官能小説
ぷちぱら文庫の作品は、結構あっさりした作風が多いです。
望月JETさんの書く文章も、いわゆる官能小説らしい、ねっとりと絡みつくような文体ではありません。
あっさりとしているので、その分読みやすく、整頓されている印象です。
もちろん、それで物足りないというわけではありません。
エッチシーンは盛り上がるので、興奮できる仕上がりになっています。
例えば――。
僕は最後のスパートと、またお尻を掴んで、律動を強めた。激しい動きに蜜が飛び散り、お尻の穴まで艶やかになっていて本当にいやらしい光景だ……』
P165より抜粋
と、このような端正ですっきりとした描写が魅力になっています。
地の文と会話文のバランスもいいので、スムーズに読めるでしょう。
□毎日いちゃ甘新婚(?)デイズを堪能しよう
いかがだったでしょうか?
今回は、望月JETさんの『家の彼女~癒し系の幼馴染が「おかえり」と迎えてくれる同棲ライフ~』という作品を紹介しました。
いちゃラブ系の官能小説で、読み心地は素晴らしくよくなっています。
本記事では、『家の彼女~癒し系の幼馴染が「おかえり」と迎えてくれる同棲ライフ~』の詳しい構成や見どころなどを解説しました。
ラブラブになっていく啓輔と絢萌の姿を見ていると、本当にニヤニヤしてしまいます。
オススメの官能小説なので、ぜひ一度読んでみてください。

あなたの欲望を満たし、スッキリとさせてくれるはずです。
それでは、次回の官能小説レビューでお会いしましょう。ではでは……。
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