連載官能小説『先輩の息子にねっとりと触られて感じちゃう!?』第1回
(モデル、誰に頼もうか)
美術系の専門学校に通う工藤健一は、ぼんやりとそんな風に考えていた。
実は、学校の授業でデッサンがあるのだが、彼はその時間をサボってしまい、変わりに課題を提出しなければならなくなったのである。
その課題が――。
「モデルを探して、その人物を模写すること」
これである。
同時に、これができないと、卒業の単位にも関わってくるため、死活問題なのだ。
「けど……」
悩みは尽きない。
健一は、それほど交友関係が広いわけではない。
まったく友達がいないわけではないのだが、高校時代の友達とは、専門学校に通うようにあり、疎遠になっている。
もちろん、女の子の友達だっていない。
今回のデッサンの課題は、女性が対象である。
つまり、女の子の絵を描かないとならないのだ。
「参ったなよな……、ホント」
頭を擡げたくなる。
けれど、まったく知り合いがいないわけではないのだ。
「あの人に頼めば」
一縷の望みをかけて、健一はあの人の元へ向かった――。
幸い、今日は土曜日である。
つまり、普通の社会人であれば休みであろう。
あの人は、普通に働いているから、今日は休みのはずだ。
だた、アポなしで行ってもいだろうか?
(考えるより先に行動しなきゃ。何しろ卒業がかかっているんだから)
健一はそう考え、あの人の自宅にたどり着く。
ここで「あの人」について紹介しておこう。
あの人というのは、健一の母親の後輩である。
健一の母は、その昔デザイン系の仕事をしており、そこで結構人望があったらしいのだ。
そして、その時の後輩が――。
「佐々木真由美」
なのである。
真由美は、今年四十歳になった壮年の女性だ。
しかし、若々しい印象があり、スタイルは二十代と言っても通用するだろう。
もちろん、ルックスも素晴らしい。
女優の篠原〇子さんに似ているのだ。
(真由美さん、OKしてくれるかな?)
実は、健一と真由美は交流がある。
時折、真由美が彼の母を慕って尋ねてくるのだ。
それで何度か話しているし、一緒に食事をしたこともある。
だからこそ、今回のお願いも聞いてくれると確信していた。
真由美は、やや大きなマンションに一人暮らしをしている。
健一の調査では、彼氏はいないはずである。
完全なオートロックのマンションだから、エントランスに入ると、トビラを開けてもらうために、インターフォンを押す必要がある。
(大丈夫だ、やれる……)
健一はドキドキしながら、インターフォンを押した。
数秒後――。
ガチャっと音が聞こえ、真由美の声が聞こえてきた。
「あら、健一君じゃない、どうかしたの?」
カメラが付いているので、コチラの映像が向こう側に映っているのである。
「あの、お願いがありましね」
「お願い? 何かしら?」
「その言いづらいんですけど、絵のモデルをお願いしたいんです」
そう言い、健一は事情を説明した。
すると真由美は、
「話は分かったわ。とにかく中に入ってちょうだい。話を聞いてあげるから」
「ありがとうございます」
こうして、健一は真由美の自宅に入ったのであった。
真由美の自宅は、2LDKであり、一人で暮らすには広々している。
リビングルームはキレイに整頓されており、大型の液晶テレビやソファなどが並んでいる。
「久しぶりね、健一君」
「はい、ご無沙汰です」
「絵のモデルって私でもいいの?」
「はい、女性っていうのが条件なんです」
「もちろん着衣のモデルよね?」
「それはもちろんです」
そこで、健一はチラッと真由美に視線を滑らす。
部屋でリラックスしていたのか、彼女はロング丈の白ワンピースを着用していた。
「その恰好でいいと思います」
「これ部屋着だけどいいの?」
「はい、問題ないです」
「じゃあ付き合ってあげる。他でもない健一君の頼みだから」
「ありがとうございます。ホント助かりますよ」
こうして、健一は真由美をモデルにして絵を描くことになった。
早速、持って来たスケッチブックと鉛筆を取り出し、彼女を描いていく。
座位は難しいので、立ってもらってそれを描いていくのであった。
しばらく描き続けると、健一は何だか変な気持ちになってきた。
彼女の着ているワンピースは簡素なタイプだ。
ただ、あの薄手の生地の下に、裸体が潜んでいると思うと、どうしても興奮してしまうのである。
「健一君、描けた」
「ふぇ、あぁ、はい、まずまずですかね」
健一は、咄嗟に股間部をスケッチブックで押さえた。
彼女の裸体を想像したら、ペニスが勃起してしまったのである。
目ざとい真由美は、彼の仕草に気づいたようだ。
「健一君、どうしてそんなところにスケッチブックを置いているの?」
「い、いや、その、こっちの方が描きやすくて」
「そんな下にスケッチブックを置いたら描きにくいと思うけど。……えい!」
と、真由美は健一のスケッチブックをひったくった。
すると、健一の股間部がもっこりと膨らんでいるのが見えてしまった。
「ちょっと、健一君、どういうことなの? どうして、あそこがこんなに膨らんでいるのかしら?」
「そ、それはその……、これは違うんです。ホントに」
「何が違うのかしら? 私はあなたが真剣に絵を描くって言うから協力したのに。どうしておち×ぽが大きくなるのかしら」
キッと、真由美は健一を睨みつける。
嘘を言うと逆効果かもしれない。
そう感じた健一は素直に白状した。
「その、真由美さんキレイだから、裸を想像してしまって興奮してしまいました」
「大人をからかっちゃダメよ。私なんて、あなたから見たらオバサンでしょう?」
「そんなことないです。真由美さんはキレイですし、俺の憧れなんです」
つい勢いで言ってしまった。
対する真由美は驚きの表情を浮かべている。
「あなた本気?」
「はい。ホントに素敵だと思っています」
健一がそう言うと、真由美は彼の股間をゆっくりと撫でまわした。
「こんなに膨らんで、苦しそうね。こういう時、無理に我慢するのはよくないのよね?」
「え?」
「ねぇ、そんなにオバサンが好き?」
「真由美さんはオバサンじゃないですよ、キレイなお姉さんです」
「フフフ、ありがとう。そう言ってくれるお礼に、私が気持ちよくしてあげようかしら」
唐突の言葉に、健一は混乱してしまう。
「な、何を?」
「おち×ぽ苦しいでしょ? こんな時は発散させた方がいいのよ。だから私に任せなさい」
真由美はクスッと、蠱惑的な笑みを浮かべると、健一のはいているズボンを脱がしていった。
すると、ブルンと勢いよくペニスが反り返る。
「まぁ、こんなに大きいの? あなたのおち×ぽ」
「はぅ……、真由美さん何を?」
「何をって、決まっているでしょ。男の子はこうしてシコシコされるのが気持ちいいはずよ」
真由美は、ほっそりとした指先をペニスに絡めていき、シコシコと上下に動かし始めた。
「うっ、くぅ」
思わず嗚咽が漏れてしまう。
健一は今年二十歳になるが、未だに童貞である。
つまり、こんな風にして女の人にイチモツをしごかれたことなどないのだ。
だからこそ、彼女の繊細な手コキの姿勢に参ってしまった。
「健一君、気持ちいいかしら?」
「はい。気持ちいいです」
「おち×ぽ、こんなに血管が浮かんで、赤黒くなっているわね。それに凄く大きいわ」
「ッ……、ンンッ……、あぁ、真由美さん」
「可愛い声を出して。ウフ、健一君、これからたっぷり気持ちよくしてあげるからね」
そう言い、真由美はしごくスピードを少しずつ速めていくのであった――。
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