連載官能小説『先輩の息子にねっとりと触られて感じちゃう!?』第13回
翌週の土曜日――。
とうとうこの日がやってくる。
健一はウキウキとしながら真由美の自宅に向かっていた。
今日は憧れのアナルセックスができる。
だからこそ、気分は上向いていた。
真由美の自宅――。
「いらっしゃい、健一君」
いつも通りの口調で、真由美が健一を迎え入れる。
「はい、真由美さん、今日は楽しみですね」
「うん、だけど、ちょっと怖いわ……、だって、その、お尻を使うんでしょう?」
「大丈夫ですよ。色々持ってきましたから」
健一はリュックを背負っており、その中には、色んなグッズが入っているのだ。
「とりあえず、シャワーは浴びておいたけれど、健一君は入る?」
「あ、はい、入ります。それが終わったら一緒にエッチなことしましょう」
「ホントに、健一君はエッチなんだから、困っちゃうわ」
そう言うものの、真由美も内心興奮していたのである。
しかし、それを悟られないためにも、こうして、わざと澄まして答えたのだ。
健一はシャワーを借りて、その後、真由美の寝室に移動した。
そこには白シルクのシュミーズを着用した真由美が、ベッドの上に座っていた。
それは、どこまでも魅惑的な姿であり、女の盛りを迎えた真由美の、成熟した肉体がそこにあるような気がした。
「真由美さん、凄くキレイです」
「ありがとう……、ちょっと気合を入れすぎたかしら」
実をいうと、このシュミーズは今日のために購入したものなのだ。
上質なシルクを贅沢に使用し、透き通るような質感と、とろみのある素材の雰囲気が、彼女の色気を何倍にもアップさせている。
「最初から、ち×ぽをお尻に挿れたりしないんで、安心してください」
と、健一は真由美を安心させるために、そのように告げた。
すると真由美は、
「まずは何からするの?」
「とりあえず、指を一本挿れてみます。そうだなぁ、最初だから細い小指から挿れてみましょうか?」
「うん、わかったわ」
「じゃあ、早速……」
健一は、真由美の肩を抱くと、優しくキスを始めた。
「んちゅ、ちゅぱ……、ちゅぱん」
「健一君……、ハァ……、んちゅ、堪らないわ」
真由美は強引に自分の舌を絡めていく。
お互いの唾液を啜りあう、ディープなキスが展開される。
「じゅる……、じゅるん、ちゅっぱ、ちゅぱん」
「真由美さん、足を広げて……」
健一はキスをしながら、真由美の足を広げていく。
シュミーズがハラりとはだけ、中のショーツがあらわになる。
ショーツも白であり、真由美の清純さを象徴しているように感じられた。
健一は、ショーツのクロッチ部分をなぞるように触れていく。
「真由美さん、おま×こが熱くなっていますね」
「はぁ、うん、だって、エッチなことするんでしょ? だからよ」
「まだキスしただけなのに。こんなになってしまって、真由美さん、ホントに素敵ですよ」
「あなたが私をこんなに卑猥にしたのよ。自分でも驚いているくらいなんだから」
「あ、おま×こも濡れますね、下着にシミができてます」
「いやぁん、そんなこと言わないで……、恥ずかしすぎるわ」
「恥ずかしがらないでください。とりあえず、下着を脱がしますから」
「はぁん、やっぱり恥ずかしい……、あんまり見ないで」
「大丈夫、俺しか見ていませんから、素直に自分をさらけ出してください」
健一は、するするとショーツを下ろし、秘部を開帳していく。
そして――。
「真由美さん、足を抱えて、お尻を突き出せますか?」
「うん、できるけど、こんな体勢、丸見えだわ」
「まんぐり返しっていうんですよ。この体勢なら、お互いを見ながら、アナルに指を挿れられますよ。それとも後ろから挿れた方がいいですか?」
「うんと、このままでいいわ、後ろからだと少し怖いし……」
「わかりました。じゃあ、まずはローションを塗って、小指から挿れてみます」
「わかったわ」
健一は持って来たローションを取り出すと、それを指先や真由美のアヌス回りに垂らし、ヌルヌルと滑らせていく。
「おま×こが濡れるから、その愛液を使ってもいいんですけど、ローションを使った方が安全かもしれません。やってみますね」
「はぁ~、何だか怖いわ、ホントに大丈夫?」
「痛かったらすぐにやめますから。大丈夫ですよ」
と、健一は告げ、小指を菊門に導き、ゆっくりと挿入していった。
にゅる、じゅるぶ、じゅぶ……、
「ンッ、くぁ……、あぁ、指が入ってきたぁ」
「うぉぉ、凄い窮屈だ。これがアナルの締めつけなんですね」
「ぐくぅ……、ハァ、何か独特な感じね」
「そうですか? どうです? 痛くないですか?」
「うん、そんなに痛くないわ。思ったほど、もよおす感じも少ないし。大丈夫かもしれないわ」
「それならよかったです。少しずつ、指を動かしていきますからね」
「くぅん、やってみてぇ」
健一は、小指をにゅるっと第二関節くらいまで挿れていった。
アナルと言うと、挿入部が窮屈で、内部はフワフワとしているケースが多い。
しかし、真由美の菊穴は、指を奥まで挿れても、ピッタリと吸いつくように絡みつくのであった。
「真由美さん、結構奥まで指が入りましたよ。意外と大丈夫そうですね。安心しました」
「あぁん、ン、んんぁ、でも、変な感じよ、お尻を指でズボズボされるなんて」
挿入直後は若干の排泄感があるのであったが、それはしばらくすると引いていく。
その代わり、じんわりとした快感が降り注いでくるのであった。
「真由美さん、次は人差し指を挿れてみましょうか これだけスムーズに入れば、大丈夫だと思います」
「そうなの、でも人差し指って太くないかしら」
「そんなに変わりませんよ。まぁ、小指よりは太いですけど、問題ないと思います」
アナルは膣に比べても伸縮率が高い。
だからこそ、しっかりした準備をすれば、それなりの大きさのものも入るのである。
もちろん、ゆっくりと拡張していければ、ペニスも問題なく挿入できるだろう。
「真由美さん、人差し指を挿れてみますからね」
「う、うぅ、んんぁ、人差し指が入っちゃうのぉ」
小指を引き抜き、代わりに人差し指を挿入していった。
ただ、小指を引き抜いた時、真由美のカラダがビクッと跳ねるのであった。
「真由美さん、カラダがビクッと跳ねましたよ。どうしたんですか?」
「えっと、何だろう? 今、凄く気持ちいいっていうか、ゾクゾクしちゃったの……」
「引き抜く時がいいのかもしれないんですね。わかりました。やってみますね」
人差し指をゆっくりと挿入し、シコシコと上下に動かしていく。
挿れる時は素早く、抜くときはゆっくりとして、強弱をつけ始める。
「んなぁ、健一君、あぁん、ダメェ何か凄く気持ちよくなっちゃう……、癖になっちゃうかもぉ」
「お尻の虜になり始めたんですね。いい傾向ですよ」
アヌス内を指でくすぐっていくと、真由美も、途轍もない、快楽を覚え始めた。
「んぁ、あぁん、お尻がゾクゾクしちゃうのぉ……、健一君の人差し指でクリクリされちゃってるぅ」
「お尻がヒクついて、ホント卑猥ですね。真由美さん、実はおもちゃも用意してあるんです」
「え? おもちゃ……、何をするつもり?」
「アナルプラグっていう、拡張するための道具があるんです。これを挿れてみましょう」
健一はそう言うと、黒光りするアナルプラグを取り出した。それは、指に比べるといくぶんか太く、その存在感が垣間見える。
「け、健一君、そんな太いのを挿れるの? 入らないわぁ」
「人差し指がここまでスムーズに入りますから、大丈夫ですよ。それにローションも塗りますから安心してください」
「はぐぅ……、んんぁ……、あぁん、そんな大きいの入らないったらぁ」
くねくねとカラダを動かし、真由美は抵抗するが、実は内心では期待していたのである。
人差し指を挿れられて、素晴らしい快感が襲ってくるのであった。
アナルプラグや菊筋にローションをたっぷり垂らし、そして、人差し指を抜き、今度はアナルプラグを挿れていく。
〈続く〉
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