連載官能小説『【美熟女】夫の裏切りに反抗して』第9回
「あ、ダメ。ホントに、イッちゃいそうです。んんぁ」
ねっとりと女壺を舐められて、とうとう真奈美は果ててしまう。
途端、ビクビクとカラダをふるわせて、快感を表現していく。
「んんー、いやぁっぁぁ。イクゥー」
激しい声をあげて、真奈美は昇天を迎える。
最早、立っているのがしんどい。
俊介は、真奈美を支えると、にっこりと笑みを浮かべた。
「真奈美さん、イッたんですね?」
「はい。イッてしまいました。俊介さんが執拗に舐めるからですよ」
「それはよかったです。これでお互い気持ちよくなれましたね。でも、まだ終わりじゃないですよ。これからが本番です」
「本番……、セックスしたいです……」
「僕もしたいです。お風呂を出て、ベッドに行きましょう」
「はい」
二人は一緒に浴室を出て、タオルでカラダを拭く。
衣類を纏わずに、そのままベッドに向かい、向かい合わせに座り合った。
「真奈美さん、キレイですよ」
「そんな、キレイだなんて……」
「ホントですよ。素敵すぎます」
と、俊介は告げると、ふと真奈美の肩を抱きしめた。
そして、そのまま自分の唇を、真奈美の唇に押し付け、キスを展開していく。
「んちゅ、ちゅぱ、ちゅぱん」
「ん、あぁん、俊介さん、んちゅん」
興奮している俊介は、自分の舌を、真奈美の口腔の中にねじ込んでいく。
じゅるるると、大きな音を立てて、真奈美の唾液を啜っていくのであった。
(あぁん、エッチな音が出てる……。んんぁ、それに舌を吸われている……、んん、本気のキスをしているような気がするわ)
と、真奈美は感じていた。
ここまでディープなキスをするのは、本当に久しぶりである。
同時に、激しく愛されていると感じるのであった。
真奈美は俊介のカラダに手を回し、ギュッと抱きしめた。
抱きしめられた俊介もそれを感じ、真奈美のカラダをヒシっと抱きしめるのであった。
「んちゅ、じゅるん、じゅるる、あぁ、真奈美さん、唾液がとても甘いですよ」
「じゅる、じゅるる。んんぁ、そんな唾液だなんて……、汚いですよ」
「真奈美さんのカラダに汚い部分なんてないですよ。とっても魅力的なんです」
俊介は、優しく真奈美を抱きしめると、そのままゆっくりとベッドの上に押し倒した。
真奈美自身もされるがままになり、ベッドの上に横になる。
パリッとした清潔感のあるシーツの質感が、彼女の背中を覆っていく。
(あぁ、私もまた俊介さんに抱かれるのね……、悪い女なの、夫がいるのに)
「真奈美さん、いいですよね? しても」
「はい、抱いてください」
「ありがとうございます。それじゃ早速」
俊介は、丁寧な所作で、真奈美の足を広げていく。
浴室で愛撫をしているので、蜜壺はトロリと蕩けているのであった。
「真奈美さん、おま×こ濡れますね」
「はぁん、そんな……、恥ずかしいです」
「浴室であれだけ弄ったから、もうこんなにトロトロです。このまますぐに挿れられますね」
「ぁん、早く、早く挿れて下さい。俊介さんのおち×ぽが欲しいんです」
「わかりました、挿れてあげますからね」
そう言った俊介は、自らの分身を真奈美の淫裂に押し当てていく。
体位はベーシックな正常位。
既にたっぷりと濡れているので、挿入はスムーズであった。
ずりゅ、ちゅめりゅ、めりゅる……。
膣内は蕩けるように温かく、ペニスを優しく甘締めしていくのであった。
「真奈美さんのおま×この中、ホントに気持ちいいですよ。独特のヒダがあって、それがち×ぽに絡みつくんです」
「はぁん、俊介さんが入ってきました。あぁん、堪らないわぁ」
「少しずつ動いていきますからね」
「はい、動いて……、たくさん動いて気持ちよくしてください」
俊介は、ゆったりとしたペースで腰を動かし始める。
膣道をペニスが擦り上げ、鋭い悦楽が襲ってくるのであった。
「うぉぉ、真奈美さん、おま×こがキュッと締まります。んんぉぉおおお。凄い感覚ですよ」
「あまりに気持ちよくて、自然とおま×こが締まっちゃうんです。あぁん、ゾクゾクしちゃいますぅ」
真由美の口から、淫声が漏れていく。
俊介はその声を聞きながら徐々に、抽送のリズムを速めていく。
「真奈美さん、ちょっと恥ずかしい格好にさせてみますね」
「え? 恥ずかしい格好? 何をするつもりなの?」
「真奈美さんって深い挿入が好きですよね? そんなあなたにピッタリの体位ですよ」
「私にピッタリ……」
すると、相好を崩した俊介が、真奈美の片足を持ち上げた。
これは――。
「松葉崩し」
という正常位の変則的な体位である。
別名、交差位という体位だ。
足を交差させる体位の一種で、松葉とは松の葉っぱで、針状になった葉がV字型に生えている。
このV字に生えた松の葉を下半身に見立て、向かい合って交差する形から松葉崩しと言われるようになったのである。
俊介は、真奈美が深い挿入が好きだと知ったので、自分でいろいろ調べて、この体位を提案したのである。
「あぁん、俊介さん、恥ずかしいけど気持ちいいです。エッチな格好なんですね」
「そうですね、でも、奥まで挿入できるでしょ? 奥が好きな真奈美さんにピッタリの体位だと思いますけど」
「奥が好きです。でも、何だか変態になった気分だわ……、んん、俊介さん、私を変態だと思っていません?」
「あれ? 違うんですか?」
「もう! 酷いですわ。人を変態扱いしてぇ」
「冗談ですよ。ただ、僕は真奈美さんに気持ちよくなってもらいたくて。色々研究したんですよ。だから、たっぷり気持ちよくなってください」
そんな俊介の心遣いが嬉しかった。
同時に、このまま変態色に染まったとしても、それはそれでいいような気がしたのである。
「ひあぁ、奥まで当たりますぅ、俊介さん、んなぁ」
「そうでしょ、男は普通の正常位の格好できるから、鋭いピストンもできるんです。なかなか便利な体位ですよね?」
「はい、とっても気持ちいいです……。こんなセックスは初めてですぅ」
「これ、松葉崩しって言うんです」
「松葉崩し……ですか?」
「そうです。女性は中イキっていってイキやすい体位でもあるんです。交差位ですから、深い挿入になって、ポルチオが刺激されるんですよ。僕も一度この体位をしてみたくて……、んぁ、想像通りの心地よさですね。とても気分がいいですよ」
「ひゃ、あぁん、私も……、私もとっても気持ちいいのぉ」
「お互いのカラダへの負担も少ないですし、長く楽しめますよ」
「はい、長く楽しみたいです、んんぁ、ずっと俊介さんとつながっていたいのぉ」
「嬉しいことを言ってくれますね。今日はとことん気持ちよくなりましょうね」
「はぁん、んん。うぅん。気持ちよくなりたいのぉ」
「真奈美さん、少し姿勢を横にできますか? こうすると、おま×ことち×ぽの高さが同じくらいになって、もっと深い挿入が可能になるんです」
「横に? 横になればいいんですね?」
「僕があなたの片足を支えますから、お尻や太ももが開いた状態にしてください」
「わかりました。こうですか?」
と、真奈美は少し姿勢を傾けた。
横向きになると、自然とお尻や太ももが開き、より一層挿入がしやすくなったのである。
「うぉぉ。これ、凄くいいですね。深い挿入ができそうです」
「あぁん、ホント、ホントにおち×ぽが奥まで届いてるのぉ、赤ちゃんの部屋の入り口をコンコンって刺激されてるのぉ」
「松葉崩しは、普通の正常位では刺激されない、膣壁の側面を刺激できますね」
「はい、んんぁ、いつもと違います……、んん、あぁん」
「どうです? これも気持ちいいでしょう? 真奈美さん……」
「はい、気持ちよすぎて、またイッちゃいそうです」
「中イキしそうなのかもしれませんね。このままイッてもいいですよ」
「でも、俊介さんがまだなのに、私だけイクなんて」
「僕は僕のペースでしますから、まずは、真奈美さんがたくさん気持ちよくなってください」
「んなぁ、あぁん、気持ちいい……、ダメ! おま×こがゾクゾクしちゃって……、イッちゃいそう。んんぁ、もうダメェェェ」
途端、真奈美のカラダがビクビクと跳ねた。
それと同時に、結合部分からトプっと子宮頸管粘液があふれ出した。
「真奈美さん、エッチなお汁がたくさん出てきましたよ」
「んん、だってェ、俊介さんのおち×ぽ、気持ちいいんですもの……」
真奈美は「あん、ぁん」と、淫らな声をあげ、鋭い快感を覚えていくのであった――。
〈続く〉
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