告白手記『成長した幼馴染』第1回

告白手記

告白手記『成長した幼馴染』第1回

私は大学進学と同時に上京し、卒業後も都内の企業に就職しました。

それから十年――。

私は三十二歳になりました。

ただ、転機が訪れます。

転機――。

それは、地方の支社に異動になったのです。

その地方支社というのが、私の生まれ故郷である新潟県新潟市でした。

よく、Uターン就職という言葉がありますが、あれに近いものでしょう。

とにかく、私は生まれ育った新潟県で働くことが決まったのです。

東京の暮らしに未練がないか?

そう問われると、若干の未練はあります。

やはり、都心部に近いと、何かと便利ですし、楽しい施設もたくさんあります。

でも、新潟も新潟で何か楽しいことがあるでしょう。

私は期待に胸を膨らませながら、帰郷したのでした。

 

新潟県新潟市――。

私の新潟での新生活がスタートします。

実家から通うという手段も取れたのですが、流石に三十二歳になっても実家暮らしというのでは、格好がつかないと感じたため、私は会社の近くにアパートを借りて、そこで暮らすことにしたのです。

引っ越し中、家族が手伝ってくれたのですが、その時家族と一緒にある人物が私のもとにやってきたのです。

ある人物――。

それは、私の幼馴染である人間です。

佐伯瞳さん。

この女性は、私と幼稚園から高校まで一緒で、幼い頃は仲良く遊んでいたのでした。

「裕君。帰ってきたんだね」

と、瞳ちゃんは言いました。

もう、ちゃんづけで呼ぶのはおかしいかもしれません。

でも、私は愛着を込めてそう呼んだのでした。

ちなみに、「裕君」というのは私の呼び名です。

私は中島裕二といい、家族を始め、親しい人間からは「裕」や「裕君」と呼ばれているのでした。

「うん。そうだな……。新潟も大分変ったんだな」

「それはそうだよ。一応地方都市だからね」

「まぁ、東京にいた時も、定期的に帰省していたから、ある程度知っていたんだけど、最近はあまり帰れなかったからな。瞳ちゃんは、えっと、幼稚園の先生だったっけ?」

「うん、そうだよ。幼稚園の先生。園児と一緒に生活してるよ」

「ふ~ん。瞳ちゃんは小さい子が好きだったから、あっているのかもね」

「まぁお仕事だから、楽しいことばかりじゃないけれどね」

「そうだね。俺も仕事って未だにイヤだなって思うし……。とにかくこれからよろしくな」

「うん」

こうして、引っ越しの作業が終わり、私は部屋でゆっくりしていました。

まだ室内には、運んだままのダンボールが積み重なっていますが、少しずつ整理していけばいいでしょう。

とりあえず、今日は疲れました。

幸い、明日は一日休みなので、夜はゆっくりできそうです。

 

午後九時――。

シャワーを浴び、ウイスキーを片手につまみのアーモンドを食べていると、来客を告げるインターフォンが鳴りました。

一体誰でしょうか? こんな時間に……。

もしかすると、実家の家族が忘れ物をしたのかもしれません。

「はい、今開けますよ」

私がそう言い、トビラを開けました。

すると、意外な人物が立っているのがわかりました。

それは瞳ちゃんでした。

シンプルなタイトTシャツに、ほっそりとしたデニムパンツを穿いています。

カラダのラインがくっきりと見え、女らしさが全開になっていました。

「裕君、来ちゃった」

「瞳ちゃん、どうしたの? 忘れ物?」

「ううん。ただ、顔が見たくて……」

「そ、そっか」

「入ってもいい?」

「いいけど、散らかってるぞ。引越ししたばかりだから」

「うん、大丈夫。私も部屋の結構汚いから。それに、ちょっとくらい散らかっている方が落ち着くしね」

「まぁ、それなら入れよ。ちょうどお酒飲んでいたんだ。一緒に飲もうよ」

「うん」

瞳ちゃんは笑顔になりました。

私たちは、一緒にお酒を飲み、昔話に花を咲かせました。

やはり、幼い頃の記憶を共有している人間がいると、違うものです。

久しぶりの、過去を回想できて、私は嬉しく思いました。

「ねぇ、裕君、一つ聞いてもいい?」

「ん、なんだ?」

「あのさ、裕君って今お付き合いしている人っているの?」

「付き合っている人? そんな人いないよ。自慢じゃないけれど、俺モテないからな」

「ふ、ふ~ん、そうなんだ。じゃあ、私と一緒だね」

「一緒って、瞳ちゃんもフリーなのか……、それは意外。てっきり彼氏がいると思った」

「私も全然ダメ。それに長く続かないの、彼氏ができても」

「どうして?」

「理由知りたい?」

「教えてくれるのなら……」

「裕君が好きだって思うからだよ」

そう言い、瞳ちゃんは私に抱きついてきました。

あまりの展開に、私はついていけません。

ただ、私の聴力が正しければ、彼女は今、こう言ったのです。

『裕君が好き』

だと……。

「瞳ちゃん、どうしたの? 酔っぱらった」

「酔いも少しはあるけれど、私はまともだよ。裕君が好きなの」

瞳ちゃんは、私の唇に自分の唇を押しつけてきまた。

「んぐ、んちゅ……」

ねっとりと濃厚なキスが展開されています。

堪らなくなった私は、思わず瞳ちゃんを抱きしめてしまいました。

ギュッとあらん限りの力で彼女を抱きしめます。

すると、瞳ちゃんもそれを感じたのでしょう。

強引に舌をねじ込んできたのです。

「んぐ……、じゅる、じゅるん……、あぁ、裕君……」

「瞳ちゃん……んぐぐぅ」

お互いの唾液を啜り合い、ディープなキスをしていきます。

そこまで来ると、私も興奮を抑えきれませんでした。

思わず、瞳ちゃんを押し倒してしまったのです。

対する瞳ちゃんは、目を大きく見開きましたが、すぐに冷静さを取り戻し、されるがままになっています。

「裕君……、私、裕君になら抱かれてもいいよ」

「いいのか? ホントに抱いても……、こんな形で結ばれるとは思わなかった」

「私、裕君が東京に行ってからも、よく考えていたの。一緒になれたらいいなぁって思って……。でも、私のことなんて絶対忘れていると思って、我慢していたの。だけどね、こうして帰郷するって聞いて、最後のチャンスだと思って……」

「ゴメン、俺、瞳ちゃんの気持ちに気づかなかった」

「裕君は私が好き?」

「混乱してるけれど、好きだと思う。だって、瞳ちゃんに好きだって言われて、心が躍るみたいに嬉しかったから。多分、今まであまりにも近い存在だったから、自分の気持ちに気づかなかったんだ。だけど、今なら言えるよ。確かに好きだって……」

「裕君、嬉しい……」

興奮した私は止まりませんでした。

瞳ちゃんの着ているTシャツを脱がし、さらにピッタリとした細身のデニムパンツに手をかけます。

「私だけ脱ぐのはイヤだよ。裕君も脱いで」

「わかってる。でもいいのかな? このまま突っ走っても」

「いいよ、私、ずっとこうなるのを望んでいたから」

「瞳ちゃん……」

私たちは、お互いに下着姿になりました。

瞳ちゃんの下着は、やや透け感のある白のレースが施されたセクシーなブラとショーツのセットアップです。

「ねぇ、おっぱい見てもいいかな?」

「いいけど、そんなに大きくないよ」

「そうかな? 結構大きいように見えるけど」

私は瞳ちゃんのブラを外しました。

すると、たわわに実った乳房があらわになるのでした。

爆乳というわけではありませんが、適度に大きさがあり、さらに形のいいおっぱいです。

「瞳ちゃん、キレイなおっぱいだね」

「やぁん、恥ずかしいよぉ、裕君……」

恥ずかしがる瞳ちゃんを尻目に、私は手を乳房に伸ばしていくのでした――。

〈続く〉


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