連載官能小説『【女社長】俺にだけ見せてくれる素顔』第2回
「ここが社長の部屋ですか……」
美里の寝室は広々としていた。
十畳ほどの空間に、大きなベッドが置かれている。
家具などはあまりなく、全体的に整頓された印象である。
「社長じゃなくて、美里って呼んでくれる?」
「え? いいんですか?」
「うん。会社では社長って呼んでほしいけれど、プライベートではちょっとね……、気後れしちゃうのよ」
「わかりました。美里さん……」
「ウフ、ありがとう。じゃあ私もあなたのことを、早乙女君じゃなくて一馬って呼ぶわよ」
「俺の下の名前、知っていたんですか?」
「当然でしょ。バイトといえ、会社の人間なんだから」
「嬉しいです。美里さん」
「それじゃ、ベッドに寝て、まずは私が気持ちよくしてあげるから」
「はい、ありがとうございます」
一馬は、ベッドの上に座る。
すると、目の前に美里が座り込み、彼を押し倒した。
「美里さん……」
「おちん×ん、大きくなってるじゃないの?」
「そ、それは……」
「どんな風になっているか見せて」
「でも、シャワーとか入っていないし」
「大丈夫よ。私ね、意外と好きなの、洗ってないおちん×んの匂い」
そう言うと、美里はスルスルと一馬のズボンと下着を脱がしていった。
既に、一馬のイチモツは激しくいきり立っている。
心のどこかで、美里を求めているのかもしれない。
「まぁ、こんなに大きいのね。あなたのおち×ぽ。惚れ惚れしちゃうわ」
「そうですかね」
「どうして欲しいのかしら?」
「えっと、その、扱いて欲しいです……」
「フフ……、わかったわ、してあげるね」
美里は手のひらで優しく肉竿を包み込んでいった。
そして、シコシコと上下に動かし始める。
「くぅ、うぅ」
思わず、嗚咽が漏れる一馬。
素晴らしい快感が襲ってくるのである。
「ウフ。可愛い声を出すのね。気持ちいいの?」
「はい、気持ちいいです」
「でも、こういう経験は初めてじゃないでしょ?」
「いや、実は俺、童貞なんです。もう二十三歳なのに」
「あら、そうなの。それは意外だわ。あなたしっかりした顔立ちをしているから、モテると思ったけれど、そうじゃないのね」
「俺なんて全然ダメです。今まで女の人と付き合ったことだってないんです」
「まぁ、今は草食系とか、そういう人も増えているみたいだからねぇ。じゃあ、こういうことされるのは初めてなんだ?」
「はい」
「そう。なら、何か申し訳ないわね。初めての相手がこんなオバサンで」
「そんなことないです。俺、美里さんに憧れていましたから」
「憧れていた? 私に??」
「はい、キレイな人だなって思って。それに仕事もできるし。カッコいいじゃないですか」
「ありがとう、そう言ってくれると、私も嬉しいわ。父が若くして亡くなったから、私が社長になったんだけど、なんていうか上手くできているか心配だったの」
「美里はしっかりしていると思います。みんなそう言っていますよ」
と、一馬は告げる。
美里はニコッと笑みを浮かべると、そのまま肉棒を握りしめ、さらに速く動かし始めた。
「く、うぅ……、あぁ」
「おち×ぽ、ますます大きくなってるわね」
「はい、気持ちよすぎます」
「それに、先っぽからエッチなお汁が出てるわよ」
「我慢汁ですね。何かすみません。汚いですよね」
「ううん、むしろ嬉しいわ。一馬が興奮してくれて」
「はぁ、美里さんはやっぱり経験豊富なんですか?」
「え? 私、う~ん、どうなんだろう。そんなに経験ある方じゃないと思うけれど。特に最近はご無沙汰ね」
「そうなんですか……、それは意外ですよ。俺は全然モテないですけど、美里さんはモテると思っていました」
「フフ。まぁ、若い頃はそれなりに言い寄られたこともあるけれど、今は全然ダメよ。もう年だからね」
「なら、俺が言い寄ってもいいですか?」
「一馬が……、フフ、いいわよ。あなたが私を女として見てくれるのは、ものすごく嬉しいわ」
シコシコシコ……。
一定のリズムで手コキを続けていく美里。
その手つきは、幾分か慣れていて、一馬を恍惚とさせていく。
彼はまだ童貞だから、初めて感じる手コキの悦楽に、心が躍る気分であった。
「ハァ、ハァ、あぁ、ち×ぽが気持ちいい……」
「そうみたいね。おち×ぽ、ビクビクしてるわ」
「こんなのはどうかしら?」
美里はそう言うと、唾液をたらりと垂らし、それを潤滑油にしてペニスを扱き始めた。
にちゅ、くちゅ、ちゅちゅん……。
淫猥な音が鳴り響き、室内に響き渡っていく。
「うぉ、さっきよりも気持ちよくなりました」
「そうでしょ。ヌルヌルしておち×ぽも悦んでるみたいね」
「はい、ゾクゾクしちゃいます」
「ねぇ、おち×ぽ舐めて欲しい?」
「え? 舐めてくれるんですか? だけど洗っていなしい、キレイにした方が」
「そうかしら。キレイだと思うけれど、匂いだってそんなにないし。むしろ興奮するわ。私が舐めてあげるから、あなたはリラックスしてね」
「わかりました」
すると、美里は亀頭の先端を舌でレロレロと刺激し始めた。
ビクッと一馬のカラダが跳ねて、心地よくなっていく。
「エッチなお汁がどんどん出てくるわ。フフ、ホントに可愛いのね。もっとイタズラしたくなっちゃうわ」
「ンッ。あぁ。舌先で舐められるのすごく気持ちいいです」
「亀頭の裏側がいいって聞くわよね? やってあげようか?」
「はい、お願いします」
「んちゅ、れろん」
亀頭の裏筋を、舌先で沿わせていく美里。
裏筋には性感帯があるケースが多く、ここを弄ると気持ちよくなれるのである。
「はぐぅ、さっきよりも気持ちいい……」
「はむぅ、レレロ、んちゅん」
「美里さんのテクニックすごいです」
「そんなテクニックだなんて高尚なものじゃないわ」
「だけど、上手ですよ。俺、こんなに気持ちよくなるのは初めてです」
「ウフ……、そしたら、今後はおち×ぽ加えてあげるから」
「ち×ぽを、あぁ、堪らないです」
美里はカプッと怒張を咥えこんだ。
一馬のイチモツは、サイズがかなり大きいので、口腔で含むのは大変である。
それでも、小さな口を大きく開けていきり立った牡の象徴を、しゃぶっていく。
「じゅる、じゅるん」
「はぐぅ、これがフェラなんですね。……はぁ、堪りません」
「おち×ぽがビクビクしてきて、可愛いわね。反応がよくて宜しい」
「んんぉおお。ハァ、ハァ……。美里さん、ち×ぽが蕩けそうです」
「大げさねぇ。でも嬉しいわ。こんなに気持ちよくなってくれるなんて。やりがいがあるわ」
美里はしゅぼしゅぼと淫音を鳴り響かせながら、ディープなキスを展開していく。
こんな風にして口唇愛撫をされた経験のない一馬は、ただただ驚いていた。
同時に、激しい射精感を覚え始める。
「んぐ、んじゅる、あぁん、おち×ぽ美味しいわぁ」
「す、すごい……、あぁ、ホントに気持ちよくて、おかしくなりそうです」
「おかしくなっていいのよ。どんどん気持ちよくしてあげるから」
一馬はグッと下腹部に力を入れて、吐精感を抑え込む。
しかし、あまり長くはもたないであろう。
それくらいの衝撃が、一馬を襲っているのである。
やがて、一馬のカラダがビクビクと震え始めた。
もちろん、その変化に美里も気づいている。
「一馬、もしかしてイキそうなの?」
「はい、イキたいです」
「そう、なら、イキなさい。私が見届けてあげるから」
「ぐぅ、あぁ、堪らない、ち×ぽが、あぁ、ち×ぽが……」
最早耐えるのはしんどい。
そう思った瞬間、カラダがフワフワと浮いたような感覚が広がり、オルガスムスに包まれる。
「あぁ、美里さん、ダメだ! 出る、イキます」
「出してぇ、んじゅる、口の中に出しなさいぃぃ」
耐えきれなくなった一馬は、とうとう牡の欲望を発射させたのであった――。
〈続く〉
コメント