官能小説レビュー 第91回『「私の親友を抱いて」と妻は言った』

官能小説レビュー

官能小説レビュー 第91回『「私の親友を抱いて」と妻は言った』

画像引用元:https://ebook-assets.dmm.co.jp/

今回紹介する官能小説は、ジャンルとしては「不倫モノ」になります。

それに合わせて、結構ドロドロした内容です。

 

その官能小説は――。

 

『「私の親友を抱いて」と妻は言った』

 

という作品です。

著者は雑賀匡さん。

 

コチラの作品はぷちぱら文庫のオトナ文庫より、2020年の5月に発売されました。

思いがけず訪れた過去の想い人と接近するチャンスに、ヒロインが動きます。

 

一体、『「私の親友を抱いて」と妻は言った』とは、どんな官能小説なのでしょうか?

本記事では、『「私の親友を抱いて」と妻は言った』の詳しい構成と、見所をまとめていきます。

 

それでは早速見ていきましょう。

 

□登場人物とストーリー

 

本作品は全4章の構成です。

ここにプロローグとエピローグがつきます。

主な登場人物と、詳しい章の構成を見ていきましょう。

 

登場人物

 

  • 神永裕也(かみながゆうや)……主人公の主夫
  • 神永優花(かみながゆうか)……裕也の妻 リーダータイプ
  • 霧島希海(きりしまのぞみ)……裕也の高校時代の同級生 優花の親友

 

ストーリー

 

第1章

 

主人公は神永裕也という青年です。

裕也は神永優花と結婚しています。

結婚前、裕也と優花は同じ職場で働いていました。

 

ただ、優花の方が仕事ができるので、比べられるのが嫌になった裕也は退職し、主夫として生活するようになります。

 

結婚生活は順調にいっているように見えましたが、夜の営みは非常に淡白でした。

裕也はもっと優花に感じてほしいのに、彼女は妻としての義務としてやっているようなのです。

 

そんな風にして夫婦生活が続いていったのですが、ある日、優花が言います。

 

「私の親友を女にしてほしい」

 

と……。

 

優花の親友は霧島希海といい、裕也とも面識があります。

同時に、希海は未だに処女であり、自分を変えるためにセックスをしたいと望むのです。

 

それを叶えたのが、妻である優花でした。

優花の問いかけに、驚く裕也でしたが、命令に逆らえずに、希海を抱きます。

 

希海とのセックスを終えて帰宅すると、いつもはセックスに無頓着な優花が求めてきます。

妻の優花にも少しずつ変化が生まれ、裕也は本当に熱いセックスを堪能するのでした。

 

第2章

 

裕也は本が好きで、本を借りに図書館に向かいます。

実を言うと、その図書館は希海が働いている場所なのです。

 

二人は図書館で再会します。

ちょうど、希海は休憩時間になるところだったので、ある提案をします。

その提案とは、「もう一度セックスしたい」ということでした。

 

図書館内の、書庫のような部屋に移動した二人は、そこで結ばれます。

淫らになった希海は、経験が浅いにも拘らず、巧みなフェラをして裕也を悦ばせます。

 

裕也自身、二度目はないと思っていたので、この展開は意外でした。

ただ、今回は妻の優花には内緒なのです。

 

禁断のトビラを開いていくようで、それが裕也を興奮させていきます。

結局立ちバックで交わり合った二人は、快感に溺れていくのでした。

 

裕也と希海の関係はこれだけに終わりません。

図書館で再会した時、連絡先を交換していたので、希海は自宅に裕也を呼び出すのです。

 

そこで、再びセックスしてしまいます。

裕也は妻を裏切っていることに罪悪感を覚えるのですが、希海はいいます。

 

「最初に裕也君を貸したのは優花だよ」

 

と……。

 

どんどん淫乱になっていく希海は、騎乗位で裕弥を気持ちよくしていくのでした。

 

第3章

 

優花に対して罪悪感を覚えながらも、裕也は希海との関係を続けてしまいます。

ある時、優花が出張でいなくなり、それをチャンスだと思った裕也は、希海とデートしてしまうのです。

 

そして、酔った勢いで、自宅に誘ってしまいます。

そこで、希海の過去を知ります。

 

彼女は、本当に処女だったのですが、実は一度だけ犯されそうになったことがあり、その時フェラをして許してもらったのだそうです。

 

同時に、その時に覚えたフェラが、かなり巧みでした。

だからこそ、セックスの体験がほとんどないのに、あれだけフェラが上手かったのです。

 

希海と関係を隠していた裕也ですが、希海はわざと裕也たちの寝室にバレッタを落としていき、優花に勘付かせます。

 

優花は一度だけの関係のはずなのに、何度も逢引きを重ねことに怒りを見せるのです。

ただ、裕也もセックスが淡白で満足できなかったと反論し、思い切り優花を抱きます。

 

優花自身も、これまでは違う裕也を見て、とうとうセックスの悦びを感じていくのでした。

 

第4章

 

裕也は希海との関係を止めようと、彼女に話をしに行きます。

しかし、希海は受け入れません。

逆に裕也を誘惑して淫らな行為に及ぼうとするのです。

 

裕也は必死に抗いますが、興奮は凄まじく堪えきれませんでした。

結局流されるままに、肉欲に溺れていくのでした。

 

同時に、希海の過去を知ります。

その過去とは、高校時代、希海は裕也が好きで、それを優花に告げるのですが、逆に優花に裕也を取られてしまうのです。

 

そして、それをずっと根に持っていたのでした。

さらに、裕也とのセックスを提案したのは、優花ではなく希海であり、すべては彼女が裕也を手に入れるために策略だったのです。

 

裕也は篭絡され、最終的な決断を迫られます。

つまり――。

 

  • 優花を取るか?
  • 希海を取るか?

 

結局、彼が取った選択は、二人を選ぶというものでした。

どちらも大切であるため、裕也には選べなかったです。

 

最終的に、優花と希海、どちらが先に孕むのか、競争するような形で、物語は終わりを迎えます。
『「私の親友を抱いて」と妻は言った』の購入はコチラから

□ややドロドロした不倫モノの官能小説

 

本作品は不倫モノの官能小説ですが、内容が少し変わっています。

最初は妻である優花が、夫の裕也の不倫を公認するのです。

 

そこから裕也は希海と寝ることになり、少しずつ彼女に惹かれていきます。

実は、裕也は夫婦生活に満足しておらず、性的な好奇心の強い希海の方があっているのです。

 

当初は一度きりの関係のつもりでした、ずるずると不倫関係を続けてしまいます。

この辺は、よくある不倫小説の王道といった感じです。

 

そして、妻である優花も夫を取られないように、少しずつ大胆になっていきます。

ただ、優花と希海の過去が明らかになり。略奪愛の色が濃くなっていくのです。

 

最終的には、三人で仲良く関係を保つという、普通ではありえない終わり方をします。

全体的にややドロドロとしており、スッキリとした官能小説が読みたい方には向かないでしょう。

 

□文章は端正! 引き込まれる文体で納得の仕上がり

 

『「私の親友を抱いて」と妻は言った』の著者は雑賀匡さんです。

この作家さんは、ぷちぱら文庫よりも、フランス書院や双葉文庫などの官能小説に近い文章を書きます。

 

官能小説特有の単語もよく出てきますし、若者向けの作品ですが、大人が読んでも楽しめるでしょう。

 

こんなシーンが印象的でした。

 

「結合部からあふれ出した大量の愛液が、抽挿のたびにクチュクチュと淫らな水音を奏で、室内に響き渡る」

P144より抜粋

 

「抽送」ではなく、「抽挿」と書くところにオリジナリティを感じましたね。

 

端正で、エッチな文章が続くので読んでいて本当に興奮できます。

 

□変則的な不倫小説で満足度は高めです

 

今回は、雑賀匡さんの『「私の親友を抱いて」と妻は言った』という作品をご紹介しまいた。

通常の不倫小説とは少し違っており、最初は妻が公認しているという点がポイントです。

 

本記事では、『「私の親友を抱いて」と妻は言った』の詳しい構成やオススメの見所などをまとめました。

 

とてもオススメの官能小説なので、気になる方は読んでみてはいかがでしょうか?

きっと楽しめると思います。

 

それでは、次回の官能小説レビューでお会いしましょう。ではでは……。
『「私の親友を抱いて」と妻は言った』の購入はコチラから



Follow me!

コメント

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました