連載官能小説『子宝温泉―美人女将と潤蜜関係―』第6回
(女将さんとセックスできるんだ)
と、高鳴る希望を覚える信夫。
彼にとっても、久しぶりの性行為である……。
興奮しないほうがおかしい。
「女将さん、ホントにいいんですね?」
「はい、私とセックスしてください」
「わかりました。では、いきます」
信夫は、琴音を仰向けに寝かせて、そのまま足を左右に開いた。
既に、秘唇はたっぷりと濡れており、すぐに挿入できそうである。
「女将さん。挿れますよ」
「はい、きてください」
女壺に肉竿を当てて、一気に貫く。
ずぶずぶずぶ……。
めり込むように、ペニスが吸い込まれていった。
「あぁ、すごい、女将さんの中、トロトロになってます」
「んんぅ。遠塚様の大きなおち×ぽが私の中に入ってきましたぁ」
「少しずつ動いていきますからね」
「はい、動いてください」
信夫は、一定のリズムで肉竿を動かしていった。
くちゅくちゅ、ちゅちゅちゅ。
淫猥な音がこだまし、室内に響き渡っていく。
「うぉぉ。女将さんのおま×この中、窮屈でち×ぽに絡みついてきます」
「はぁん、遠塚様……、あぁん、私も気持ちいいです」
「僕、久しぶりのセックスなんです。だから、感動してます」
「私もです……、本当に久しぶりに、男性と結ばれました」
「そうだったんですか。僕たち似ていますね……」
「これも温泉の効力なんでしょうか?」
「まだ、よくわかりませんけど、そうだと思います。多分、子宝の湯の力が復活したんですよ」
「それが本当だったら嬉しいです。この温泉もまた繁盛しますわ。ありがとうございます……」
ありがとうございます、と言われても、信夫は温泉口に手を突っ込んだだけである。
だから、決して大したことはしていない。
それでも、この鳳凰の湯が復活してくれれば、信夫も嬉しく感じるのであった。
「女将さん、おま×こがキュッと締まります……」
「はぁん、あまりに気持ちよくて、自然とあそこが締まってしまうんです」
「それに、独特のヒダがあるみたいですね。ち×ぽに肉ヒダが絡みつくんです」
「それはよくわかりませんけど」
「女将さんは、やっぱり経験豊富なんですか?」
「そんな、全然経験なんてないんですよ。女将になってからは、ほとんどこういう行為をしてきませんでしたし、その前だって、決して男性からモテたわけじゃないです」
「それは意外ですよ。女将さん、キレイな人だから、経験も豊富なんだと思いました」
「恥ずかしい話ですけど、四十歳になるというのに、数回の経験しかないんです」
「そうだったんですか? 僕もそんなに経験があるわけじゃないです。だから、二人で色々経験しましょう。そうすれば、楽しめると思うんです」
「わかりました。その辺は、遠塚様にお任せします」
一定のリズムで、抽送を続けていく信夫。
胎内の感触を味わっていると、鋭い快感が襲ってくるのであった。
「うぉぉー。女将さん、ホントに気持ちいいです」
「んんぁ、ぁん、私も、私も気持ちいです……」
「おぉぉ。女将さん、奥までち×ぽを挿れてあげますよ」
「あぁ、奥におちん×んが届きます……、お腹の中がかき回されるぅ」
信夫は、動きが単調にならないように、抽送のリズムに変化を加え始めた。
何度か浅く突いて、一気に深く貫く。
こうやって、刺激を与えていったのである……。
「ふ、深いのぉ、遠塚様のおち×ぽが奥まで当たって、気持ちよすぎますぅ」
「俺も気持ちいいです」
「あぁん、ダメェ、気持ちいいのぉ」
「女将さん、こんな体勢はどうですか?」
「え?」
信夫は、足を持ち上げていき、さらに自分の姿勢を前傾にさせた。
まんぐり返しに近い形になり、結合部分がよく見えるようになった。
「きゃー、恥ずかしい……、こんなはしたない格好、いけません」
「でも、恥ずかしい格好の方が興奮するんじゃないですか?」
「そんな、興奮だなんて」
「女将さん、おま×こからエッチなお汁がたくさん出てきてますよ。これって興奮している証ですよね?」
「そ、それはそうですけど……、酷いですわ、遠塚様ったら、人を変態みたいに扱って」
「僕、変態な女の人好きですよ。女将さんはきっと淫乱の血が流れているのかもしれませんね」
「淫乱だなんて……。そんなことは」
「温泉の力と、女将さんの天性の淫気が入り混じって、きっと変態みたいなっているんですね」
「わかりません。酷いですわ、そんな風に私を辱めて」
「すみません。女将さん、可愛いから何だかイジメたくなってしまうんです」
信夫は、上から下に突き刺すように抽送を続けていく。
体位を変えてから、一層奥までペニスが届くようになった。
「あぁ、あぁん、遠塚様のおちん×んが奥まで届きますぅ」
「やっぱり、奥がいいんですか?」
「はい、奥をコンコンって突かれると、すごく心地いいんです。ゾクゾクしちゃいますぅ……」
姿勢を前傾にさせた信夫は、そのまま琴音の唇を奪った。
獣のようなセックスをしていると、何だか、濃厚な接吻がしたくて堪らなくなったのである。
「んちゅ、チュチュッ」
貪るように、唇を吸い上げていく信夫。
対することねも感じているようで、信夫の首に手を回して、ギュッと抱きついてきた。
「女将さん……、キスするとおま×こがキュキュっと締まりました」
「はぁん、だって、キスされると興奮してしまうんですものぉ」
「なら、もっとキスしてあげますよ」
そう言い、信夫は自分の舌を絡めていった……。
こってりとした、濃密なディープキスが展開されていく。
(うわぁ、女将さんの唾液ってホントに甘いんだよなぁ。こんなキスをしてしまうと、癖になってしまいそうだ)
と、信夫は感じていた。
同時に、激しく舌を絡ませながら、唾液を啜っていく。
(あぁ、遠塚様の激しいキス……。頭がフワフワしてしまうわ)
琴音にとっても、こんな風に男性とキスするのは、久しぶりであった。
だからこそ、この濃密な時間をもっと、味わっていたいと思えたのである。
キスの雨を降らせた信夫は、一旦姿勢を持ち上げていった。
今度は、琴音の片足を持ち上げ、結合部を密着させて、抽送を続けていく。
くちゅ、ぬちゅん。
結合部分から、卑猥な音が聞こえ始める……。
こんな淫らな音を聞いていると、信夫の興奮のレベルもどんどん上がっていくのであった。
「女将さん、どうですか? 気持ちいいですか?」
「ぁあぁん、気持ちいいです。さっきと違う感じがします」
「片足を上げると、挿入口の形状が変わるような気がするんです。僕も気持ちよくなってますよ」
「遠塚様、もっと、もっと突いてください……」
「女将さんは、激しいのが好きなんですか……?」
「はい。少し激しくしてほしいんです。そうすると、もっと、興奮できるような気がします」
「わかりました。じゃあ、少し強めにいきますよ」
信夫は、抽送のスピードを上げていき、さらに激しく突き始めた。
ズンズンと、肉竿を掻き回していくと、鋭い悦楽を覚えていく。
既に一度イッているのであるが、再び射精感のようなものが噴き出してくるのであった……。
「女将さん、どうです? かなり激しく突いてますよ……」
「あぁん、それ、いい! 凄く気持ちいいのぉ」
琴音は「あんあん」と淫声を轟かせながら、身を捩らせて感じ続けた――。
〈続く〉
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