連載官能小説『息子に「母さん」と呼んでほしくて』第2回
(あぁ、凄い香り……、クラクラしちゃうわ……)
と、琴音は感じていた。
同時に、青少年の性臭を久しぶりに体感し、自らの羞恥心も刺激されていく。
恐るおそる舌を伸ばし、亀頭の先端に押しつけてみる。
(あぁん、熱い……)
亀頭は燃えるほど熱くなっている。
舌先でなぞるように触れていくと、健司のカラダがビクッと跳ねた。
「うぉー。気持ちいいです。琴音さん」
「んちゅ、ちゅちゅ」
「琴音さんは、あまり経験がないんですか……?」
「えぇ、学生の時は女子高だったし、働いていからもそんなに遊んだわけじゃないの。だから、上手くできないかもしれないわ」
「そうなんですか。それは意外です。琴音さんキレイだから、経験が豊富なんだと思っていました」
「そんなキレイだなんて。私なんて、もう年増のオバサンでしょう」
「そんなことないですよ。琴音さんは魅力的です。ホント、父さんが羨ましいです」
「そう。そう言ってくれると私も嬉しいわ……」
「亀頭の裏側を舐めてもらえますか? 多分気持ちよくなれると思うんです」
「裏側ね……、わかったわ、やってあげるからね」
そう言い、琴音は亀頭の裏筋を舌でなぞり始める。
ビクビクとペニスが跳ねて、健司の口から嗚咽が漏れるのであった。
「んぉ。やっぱり気持ちいい……、それ、最高ですよ」
「んちゅ、あぁ、エッチなお汁がたくさん出てきたわぁ」
「はい、我慢しきれなくて、どんどん出てきてしまいます」
舌先をフルに使って、亀頭の裏筋を舐め回していく。
健司は余程気持ちいいのか、顔を上気させて快感と闘っている。
彼自身も、こんな経験をするのは初めてなのである。
アダルトビデオなどで、フェラチオのシーンは何度も見ている。
ただ、実際に経験がないので、ホントに気持ちいいのかは、半信半疑だったのである……。
「琴音さんん、ホントに気持ちいいです。フェラってこんな感じなんですね」
「うん、んちゅん。くちゅくちゅ」
「あぁ、琴音さんが俺のち×ぽを舐めてる。すごい、感動的だぁ……」
亀頭を中心に舌先を動かしていた琴音であったが、何だか自分も変な気分になってきた。
馨しい牡の香りを嗅いでいると、興奮してしまうのである。
(やだ。私ったら興奮してるの? 息子のおち×ぽを舐めて……)
その変化は、琴音も驚きであった。
こんな風にして興奮するなんて、全く考えていなかったのである。
「琴音さん、今度はしゃぶってください」
「しゃぶる? 口に含めばいいのね?」
「そうです。お願いします」
言われるままに、琴音は口を一杯に広げ、ペニスを咥えこんだ。
亀頭の先端からは、カウパー腺液がにじみ出し、僅かに苦みのある味わいが、口の中に広がっていく。
「あぁ、ち×ぽが温かい……。ヌルヌルですごく気持ちいいです」
恍惚とした表情を浮かべながら、健司は告げた。
あまりにも気持ちいいので、たちまち射精感が襲ってくる。
それでも、まだまだこの気持ちよさを味わっていたい。
だからこそ、彼は下半身にグッと力を入れて、吐精感を抑え込んでいく。
(あぁん、おち×ぽがビクビクしてる……。まるで生きているみたいだわ)
琴音は、口に唾液をだっぷりと含ませると、しゅぼしゅぼと音を上げながら、ペニスを扱いていった。
口唇愛撫に慣れない琴音は、本当にこれでいいのか半信半疑であった。
ただ、健司の様子を見る限り、満足しているようである。
このままいけば、ようやく母親として認められるかもしれない。
その思いが、彼女の心に火をつけて、活動的にさせていくのであった。
「んじゅ、じゅるん、あぁん、おち×ぽ、どんどん大きくなってぇ」
「はい、あまり気持ちよくて、うわぁ、こんなの味わったら、もう普通のオナニーができないですよ」
「んちゅ、ちゅちゅ、ちん×んがビクビクしてきたけど、もしかしてイキそうなの?」
「はい、もう少しでイケそうです。このまま琴音さんの口の中に出してもいいですか?」
「え? 口の中に……」
「はい、お願いします。このまま気持ちよくなりたいんです」
迷ったが、ここで断ってしまったら、今まで苦労が水の泡になるような気がした。
そこで、琴音は口内射精を受け入れることにした。
「わかったわ。私のお口の中に出してもいいから、ちゃんと母さんって呼ぶのよ。約束だからね」
「うん。大丈夫。満足できれば、ちゃんと母親だって認めるから」
その言葉を聞き、琴音は口唇愛撫に力をこめた。
じゅるじゅると、淫らな水音をなり響かせながら、最後の仕上げにかかっていく。
口腔内に唾液をたっぷりと含ませて、口を素早く動かしていく。
「うおぉぉぉー。気持ちいい……、琴音さん、イキそうです」
途端、ペニスがキュキュッと縮まったような気がした。
そして――。
ビュルビュル……ビュピョプ。
勢いよく、白濁色の子種が放出される。
琴音は、口をいっぱいに広げて、吐き出されたスペルマを受け止めていくのであった……。
(あぁん、すごい量の精子。それにドロリとして熱いわ)
こってりと濃密な精液を受け止めると、自分も変な気分になっていく。
発情しているような気分になっていくのであった。
「んじゅ、じゅるん」
「琴音さん、あぁ、精子が止まりません! どんどん出ていく」
圧倒的な牡汁を受け止めた琴音は、そのまま熱く滾る精子を飲み下していった。
ゴクリ……。
彼女の咽頭がふるりと震える。
「琴音さん。精子を飲んでくれたんですか?」
「えぇ、あまりに量が多くて、含み切れなくなったから」
「ありがとうございます。俺、嬉しいですよ……」
「これで満足したでしょ。私を母親だと認めてね」
「もちろんです。だけど、まだ満足できません。ちゃんとセックスしないと。それに、琴音さんのおま×こがみたいです」
「そんな、恥ずかしいわ。自分の息子にそんなもの見せるなんて」
「でも、そうしないと、俺は満足できないんです。だから、お願いします」
健司は襲い掛かってくる勢いで、琴音に寄り添っていった。
「琴音さんのおま×こを見せてください」
「ホントちょっとだけだからね、わかった?」
「わかりました」
琴音はショーツを脱いでいった。
クロッチ部分には僅かにシミが出てきており、自分でも秘唇が濡れているのがわかっていた。
恥ずかしそうに足を広げると、健司は食い入るように燃えるような瞳を向けている。
「これがおま×こ……、俺、始めてみました」
ヴィーナスの丘には控えめな陰毛が生え揃っている。
視線を下に滑らせると、ぷっくりとした大陰唇があり、その奥に割れ目が見える。
興奮しきった健司は、
「あの、触ってもいいですか?
「え。触るの? それは……」
「いいじゃないですか。俺、もう我慢できません」
と、健司は強引に秘唇を触れ始めた。
ふっくらした大陰唇を広げると、小陰唇のビラビラが見える。
そこはキレイなサーモンピンクをしており、どこまでも魅惑的に見えた。
「んんぁ、あぁん」
女の部分を指でなぞられると、それだけで興奮してしまう。
「琴音さん。おま×こ濡れてますね」
「だって、そんな風に弄られたら……」
「感じてるんですね。俺、嬉しいですよ」
初めて見る女性器に感動しながら、しっとりと濡れる陰部に触れていると、健司の興奮もさらに爆発しそうになる。
「あの、舐めてもいいですか? どんな味がするのか確かめてみたいんです」
「待って、それはダメよ。おトイレにも行ったし、洗っていなから汚いわ」
「大丈夫ですよ。琴音さんのカラダに汚い場所なんてありません」
「ほ、ホントに待って、ダメェェ」
そう言う琴音であったが、思春期のリビドーは止めようがない。
興奮しきった健司は、犬のように女の部分を舐め始めた。
淫裂に顔を近づけると、ツンとしたリコッタチーズのような香りが鼻を突いた。
しかし、その香りは決して不快な匂いではなく、むしろ興奮を誘ってくれる。
「んん、んぁ、ダメよ、健司君ったら」
「んちゅ、じゅる。琴音さんのおま×こ、美味しいです。それに舐めるほどエッチなお汁が出てきますよ」
「あぁん、ダメだったらぁ。あぁー」
口元から艶のある声が漏れ出していく。
その声を聞いていると、健司もますます興奮していくのであった。
〈続く〉
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