連載官能小説『温泉宿』第1回

連載官能小説

連載官能小説『温泉宿』第1回

都会での暮らしも今日で終わり。

須藤正樹は、都会からは離れた田舎の村に引っ越すことになった。

そこで、心機一転、旅館の旦那として働くのである。

正樹は、今年三十歳になる青年の男性であるが、ブラック企業に勤めていたため、なかなか休みが取れなかった。

そんな中、新聞の求人広告で、温泉の従業員の募集を見て、応募したのである。

すると、ひょんなことから温泉宿の女将に気に入られ、なんとそのままお見合いをして、結婚することになったのだ。

これまで、女性と付き合った経験のない正樹は、一気に婚約し、幸せな生活を送ろうとしていた。

このような背景があり、彼は田舎の村へ引っ越したのである。

 

田舎の村 鳳凰温泉

そこが、彼が新しく働く場所の名前だ。

源泉かけ流しの、秘湯としても人気の温泉宿である。

だが――。

「あの、俺は一体何をすればいいんですか?」

と、温泉宿に着くなり、彼は女将である斎藤小夜子にそう言った。

小夜子は、今年三十五歳になる若手の女将である。

先代の女将が若くして亡くなったため、このように若年で女将の座に就いたのだ。

「いえ、旦那様は何もする必要がございません」

「え?」

「ですから、自由にお寛ぎください」

と、言われてしまったのである。

都会の生活の時、かなり忙しい日々を送っていたから、この申し出は正直ありがたい……。

しかし――。

何もすることないと、逆に焦ってしまうとわかったのである。

ただ、テレビを見たり、新聞を読んだりして過ごし、眠くなったら横になる。

そんな風にして過ごしていたら、あっという間に夕方になり、一日を無駄にしてしまったと後悔したものであった。

今の時期にはシーズンオフである。

その影響もあり、温泉宿の旦那である正樹は、自由に温泉に入れるのであった。

そこで、彼は秘湯である鳳凰の湯に行き、疲れを癒そうと考えた。

(どうせ何もすることはないんだ。温泉に入ってゆっくりしよう)

正樹が温泉に向かうと、そこには誰もいなかった。

つまり、自由なのである。

カラダを洗い、たっぷりと豊富な湯に使っていると、疲れが一気に吹き飛んでいく。

生きていてよかったと思えるのである。

彼が、鳳凰の湯に使っていると、奥の方からがらりと音が聞こえた。

何と、女将である小夜子が入ってきたのである。

「え、小夜子さん、どうしてここに?」

「温泉に来ていたのですね。探しましたよ」

「あ、すみません。仕事ですか?」

「いえ。妻としての役目を果たしに来ました……」

「妻としての役目?」

「はい、野暮なことを聞かないでくださいまし。夜の営みと言えばわかるでしょうか?」

「そ、それってつまり、セックスですよね?」

「そうです。私たちは夫婦になったのですから、当然でしょう。本当は夜にご一緒するのが筋なのでしょうけど、どうしても我慢できなくて、仕事中に抜け出してきてしまいましたわ」

小夜子はいつもの着物姿ではなく、タオルを一枚羽織っただけの格好であった。

もともと、肉感のあるボディをしているから、かなり迫力がある。

正樹のイチモツは、そんな小夜子の姿を見ていると、ムクムクと隆起してくるのであった……。

「お隣宜しいですか? 正樹さん」

「あ、はい、どうぞ」

そう言うと、小夜子は正樹の隣に座り込んだ。

誰もいない温泉で二人きり。

ムードは高まっていく。

まず動いたのは小夜子であった。

彼女は、正樹の方を向くと、そのまま唇を奪ったのである。

「んちゅ、ちゅちゅ」

キスの音が、温泉内に流れる。

「さ、小夜子さん」

「小夜子と呼び捨てで呼んでくださいまし……」

「小夜子」

「正樹さん、おち×ぽ、もうこんなに大きくなっていますね?」

「小夜子が魅力的だから」

「フフ……。嬉しいです。どうして欲しいですか?」

「どうって、その。えっと、つまり」

しどろもどろになる正樹。

実を言うと、彼は三十歳になるのだが、未だに童貞なのだ。

つまり、女性経験はない。

それ故に、このような状況の耐性が全くないのである。

「あの、俺童貞なんです。だから、こんな時どうすればいいのか、よくわからなくて」

「嬉しいです。私が初めての女になるのですね。そうしたら、気持ちよくして差し上げますわ」

そう言い。小夜子は正樹の怒張を優しく手で包み込んだ。

ふわっと肉感のある手のひらで包まれると、かなり気持ちいい。

性処理はもっぱら自慰行為である正樹は、初めて他人に肉竿を握られて、興奮しきっていた。

「うぉ、小夜子……、気持ちいいです」

「敬語じゃなくてもいいんですよ」

「あ、すみません、じゃなくてゴメン。慣れてなくて」

「いえ。そうしたら、扱いて差し上げますわ……」

小夜子はゆっくりとペニスを扱き始めた……。

シコシコと手でイチモツを上下させると、途端、先端からカウパー腺液がじわっと滲み出す。

「正樹さん。エッチなお汁が出てきましたよ……」

「うん、我慢汁だよ。俺、かなり興奮してるんだ」

初めての手コキ体験は、天にも昇る気持ちよさであった。

こんなに気持ちいいことが、この世にあるのだと、あらためて感慨深くなる。

「あぁ、小夜子。すごく気持ちよくて堪らないよ」

「フフフ、そう言ってもらえると、私も嬉しいですわ。もっと気持ちよくなってくださいまし」

小夜子は手コキのスピードを徐々に速めて行った。

肉胴がピクピクと動き、鋭い快感が襲ってくる。

「ハァハァ、小夜子。いいよ、ホントに最高だよ」

ガクガクとカラダを震わせながら、快感に酔いしれる正樹。

それを見た小夜子は、今度は、口をお菊空けて、イチモツを咥えこんだ。

「今度はおち×ぽをしゃぶって差し上げますわ」

「いいのかい? うわぁ……、感動するよ……」

初めての他人から手コキに加え、今度はフェラチオである。

これもまた、初体験であるため、正樹は胸が躍った。

口腔をいっぱいに広げ、ヌルヌルなった口腔粘膜でペニスを咥えこむ小夜子。

しっとりと温かい質感が、剛直を通して全身に広がっていく。

「うぉ、これがフェラチオ。ヌルヌルしていて気持ちいいよ」

「これからもっと気持ちよくなりますよ……。楽しんでくださいね」

そう言うと、小夜子はせっせとフェラチオを開始した。

じゅるじゅる、じゅぼじゅぼ。

淫音が鳴り響き、正樹の耳に心地よく届く……。

(フェラチオ……、なんて素晴らしいんだ。こんなに気持ちいいなんて)

かつてない悦楽を体験した正樹は、何もかもどうでもよくなった。

このまま肉欲に溺れてしまいたい。

そんな風に感じ始めたのである。

「正樹さんのおち×ぽ、とっても美味しいですわ……」

肉竿をしゃぶっていると、牡の性臭をダイレクトに感じられる。

独特の香りがあるが、それもまた、興奮剤として作用していた。

小夜子自身、秘唇がズキリと疼くのを感じている。

「んんぁ、おち×ぽがどんどん大きくなってきましたわぁ。こんなに立派になって」

「小夜子のフェラがすごすぎるんだよ。あぁ、堪らない。こんなの味わったら、普通にオナニーできなくなってしまうよ」

「そんなことしなくても、私が毎回気持ちよくさせて差し上げますわ。だから、心配なさらないでください」

嬉しいことを言ってくれる。

これまで、まったく女性と接点のなかった正樹は、心の底から感動してしまった。

「正樹さん。タマタマも弄って差し上げましょうか?」

「うん。お願いしようかな」

「フフ。承知しました。とっても気持ちいいみたいですよ」

と、小夜子は告げると、フェラをしながら、すっと手指を下の方に伸ばし、睾丸をマッサージし始めた。

〈続く〉



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