連載官能小説『とあるコーヒー店の猥談』最終回

連載官能小説

連載官能小説『とあるコーヒー店の猥談』最終回

由美はやがて、口をいっぱいに広げると、カプッとペニスを咥えこんだ。

口腔粘膜のヌメヌメとした質感が、ペニス全体に広がっていく。

「ぅ、くっ」

短い嗚咽が、健司の口から零れた。

その音を打ち消すように、由美はフェラチオを始めたのである。

初めて体感するフェラチオは、想像のはるか上を行く。

ねっとりとした口腔の粘膜。

そして、温かな舌の質感。

ヌルヌルとした口腔内は、トロトロになるほど、蕩けており、とにかく気持ちいいのである。

それは、自慰行為とは全く別物。

こんなに気持ちいいことが、この世にはあったのだと、感慨深くなるのであった。

――んじゅる、じゅるん、じゅるる。

激しく淫音を鳴り響かせながら、由美はフェラチオを続けていく。

時折、吸引したり、チュッとキスをしたり、とにかく変幻自在なのである。

(あぁ、由美さんにフェラされてる。夢じゃないだろうか?)

と、健司は感じていた。

こんなことを体験してしまうと、もう二度と普通の自慰行為ができなくなるような気がした。

由美は、一定のリズムを刻みながら、フェラチオを続けていく。

対する健司は、これが初体験ということもあり、早くも射精感を覚え始めた。

あまりの快感に、最早耐えきれそうにないのだ。

「店長、俺、もうそろそろ、限界です」

「イキそうなのね。前田君」

グッと下腹部に力を入れて、耐え忍であるが、もう限界は近い。

健司は、ガクガクとカラダを震わせていく……。

途端、鋭い快感が、全身を電流のように突き抜けていく。

そして――。

「あぁ、ダメだ! 出る、出ちゃいますって……」

――ビュルビュルドビュ、ドピュピュ、ピュピュプ。

勢いよく、精液が放出される。

吐き出された精液を、由美は口いっぱいに受け止めていく。

どろどろとして、ねっとりとした牡汁は、独特の香りがあり、それが由美を興奮させていくのであった。

(あぁん、すごい量の精子。これが前田君の味なのね)

と、思わず感慨深くなる。

由美自身、健司を気に入っており、何度も自慰行為のおかずにしていたのである。

いつか健司と結ばれたい。

そんな風に思っていたから、今回の一件を逆にチャンスだと考え、彼に接近したのである。

ドクドクと、牡汁と放出した健司は、半ば放心状態になっていた。

腰が砕けそうになる。

立っているのがしんどい。

まるでフルマラソンを走ったばかりのランナーのように、膝が震えている。

由美は、口で受け止めた精液を躊躇なく飲み下していく。

少し苦く、大人の味である。

ゴクリと彼女の咽頭が震えると、ようやく由美は口をペニスから離した。

口元から白い糸が伸び、それが妖艶に光り輝いて見える。

「前田君の精子、とっても濃かったわよ」

と、由美はニコリと笑みを浮かべてそう言った。

放心状態の健介は、何が起きているのか把握するだけでやっとであった。

「まだ、おち×ぽ元気ね」

そう。

彼のペニスは、たった今精を放ったばかりだというのに、全く衰えを見せず、むしろ逆に隆々としているのだ。

「ねぇ、前田君、この続きしない? 私ももう我慢できないの」

その言葉は、健司の理性を一気に崩壊させた。

セックスがしたい。

その思いに、支配されていくのだ。

「少し狭いけど、立ったままなら挿れられるから。最初は慣れないかもしれないけど、大丈夫。後ろからおち×ぽを挿れてくれる?」

健司は、早くセックスがしたくして仕方なかった。

もちろん、由美もそれを察している。

彼女は、穿いていたスラックスを脱ぎ捨てると、デスクに手を置いた。

そして、お尻とツンと高くつき上げ、足を肩幅の倍以上に広げる。

彼女のあそこはトロリと濡れていた。

恐らくすんなりと挿入できるだろう。

「前田君。おま×こにおち×ぽ挿れて。場所はわかるでしょ?」

童貞であるが、挿れる場所は察している。

ヌラヌラと光る膣口にペニスを押し当て、彼はゆっくりと挿入を試みる。

立ちバックという体位は、初心者にはなかなか難易度が高い。

それでも、健司は細心の注意を払いながら、ペニスを挿入していった。

もちろん、由美も挿れやすいように、足を大きく広げている。

少し動くと抜けそうになるが、何とか形になった。

「前田君、動いてみて」

と、由美が告げる。

その言葉に合わせて、健司は少しずつ腰をグラインドさせていく。

グチョヌレになった膣壁の感触が、妙に心地いい。

フェラチオもかなり気持ちよかったが、やはりセックスは別格である。

圧倒的な快感を前に、健司は腰が砕けそうになった。

ヒシっとカラダに喝を入れて、彼は気合を入れて抽送を始める。

先ほどイッたばかりではあるが、やはり、快感は素晴らしい。

気を抜くと、あっという間にイッてしまうだろう。

健司の腰の動きに合わせて、由美もお尻を振り始めた。

こうすると、挿入時の擦過が激しくなり、より一層気持ちよくなるのであった。

「んぁ、あぁん、気持ちいい。前田君のおち×ぽが奥まで届くのぉ」

由美が淫らな声をあげる。

その嬌声を聞いていると、健司も嬉しさがこみあげてくる。

健司は、由美の臀部に手を置いて、リズミカルに腰を振り始めた。

ものすごい快感である。

しかし、突っ込みたい。

このまま快感の極みに達したい。

そんな風に思った健司は、最早性の奴隷であった。

快感を貪る野獣のように、ガンガン腰を穿ち始めた。

「あぁん。前田君、激しい……、もっと、もっと突いてぇ」

由美も感じているのか、キュキュッとあそこを締め上げた。

ペニスが甘締めされて、淡い快感が降り注いでくる。

ハイペースで動いていたため、あっという間に限界はやってきた。

つい今しがたイッたばかりなのに、再度強い射精感が襲ってきたのである。

「店長。限界です。俺……」

「出して、中に出してほしいのぉ」

中出しを強要する由美。

男としてこれ以上嬉しいことはない。

最後の力を振り絞って抽送を続けた健司は、とうとう果てた。

途端、オルガスムスに包まれて、精を放つ。

ビュルビュルドビュと、白濁色の子種が、膣内に注がれて、夢見心地のような時間が訪れる。

「あぁん、中に出てる。んんぁ、中出し気持ちいいのぉ」

劈くような悲鳴を上げて、由美もアクメを迎える。

二人は濃密なセックスはこうして終わりを迎えた。

健司は由美の本当の気持ちを知り、自分も好きだと告白した。

もちろん、その告白は受け入れられ、二人の淫らな関係は、これからも続くことになるのであった。

〈了〉



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