連載官能小説『十年後の恩返し』第2回

連載官能小説

連載官能小説『十年後の恩返し』第2回

なぜ、こんなことになっているのだろう?

とにかく、すべてが超特急であり、ついていくのがやっとであった。

玲子は、手のひらをフルに使って、ペニスを包み込むとゆっくりと、上下に動かしていく。

淡い快感が伝わってくる。

普段、当然であるが自慰行為はする。

その時のやり方と、玲子の触り方は全く違っており、気持ちよさのレベルが違うのである。

温かな手のひらで包まれると、とにかく気持ちいいのだ。

下半身に血流が流れ、あっという間に、ペニスはギンギンになった。

はち切れそうなくらい、膨れ上がったペニスは、赤黒く変色し、さらに血管が浮き出ている。

はたから見ると、かなりグロテスクであるが、玲子はそんなペニスを優しく弄っていくのであった。

「大きくなってきましたね。気持ちいいですか?」

と、玲子は嬉々として尋ねる。

気持ちいい。

これは事実である。

秀和は首を上下に振って、気持ちいいという姿勢を見せた。

膝がガクガクと震え、立っているのがしんどくなる。

これは手コキと呼ばれるプレイであろう。

よくAVなどで見るプレイだが、実際に自分がされるのは初めてである。

痛烈な刺激が襲ってきて。腰が砕けそうになるのであった。

「うぅ、くぅ」

と、短い嗚咽を漏らす秀和。

ペニスはどんどん熱くなっていき、やがて、強い快感を覚えるのであった。

「こんなに立派になって、ちょっと味見させてもらいますからね」

と、玲子は言い、彼女は舌先をペロッと出し、亀頭の先端に押し当てた。

舌の熱が、ダイレクトにペニスに伝わっていく。

(これは、フェラチオ……、う、嘘だろ。こんなキレイな人が、俺のち×ぽを舐めているなんて)

信じられない。

夢ではなかろうか?

いろいろな思惑が頭を過っていく。

しかし、これは夢や幻ではない。

現実そのものなのである。

――んちゅ、ちゅちゅん。

舌先をフルに使って、レロレロと亀頭を弄り回していく玲子。

彼女は経験豊富なのか、この辺の所作はかなり手馴れていた。

「おち×ぽ、ビクビクしてますね。もっと、気持ちよくなってくださいね」

玲子は続けて、口腔をいっぱいに広げてペニスを咥えこむ。

ねっとりとした口腔粘膜は、にちゃにちゃとして滑っており、お風呂に入っているように温かい。

ヌメヌメとした粘膜に包まれていると、とにかく気持ちよくなってしまうのである。

あまりの快感に、秀和はたちまち強い射精感を覚えた。

初めての手コキ。

初めてのフェラチオ。

初めて尽くしである。

悦楽のレベルはすさまじく、最早耐えるのがしんどくなっていくのであった。

「あぁ、あの、このままじゃ俺、イッてしまいます」

と、悲痛な声をあげる秀和。

少しずつ確実に限界は近づいている。

「我慢しないで、いつでもイッて下さい」

秀和の呼吸が荒くなっていく。

同時に、快感がピークを迎えて、とうとう、牡の欲望を一気に発射させる。

――ビュルビュルドビュ。

勢いよく白濁色の子種が放出される。

玲子は、その精液をすべて口で受け止めていった。

(すごい量の精液。これが秀和さんの味なんだわ)

と、玲子は感じていた。

同時に、彼女は躊躇なく精液を飲み下していった。

ゴクリと、咽頭を駆け巡る音が聞こえる。

一方、秀和は放心状態になっていた。

力が一気に抜けるというか、心地いい疲労感が襲ってくるのである。

膝が笑っている中、何とか立位を保っていると、玲子が最後の仕上げに、キュキュッとペニスを吸いあげていった。

こうすると、尿道に残っていた僅かな精液がすべて啜り取られていく。

そして、最後の一滴まで精液を絞り出すと、そこでようやくペニスから口を離した。

「あの、精子を飲んでくれたんですか?」

精飲され、驚きの表情を浮かべる秀和。

このようなプレイは、AVでもなかなかお目にかかれるものではない。

すると、玲子は相好を崩しながら、

「はい、とっても濃い精液でしたよ。エッチな味がしますね」

全てが夢のようであり、彼は状況についていけなかった。

対する玲子は、すっくと立ちあがると、

「今日はこれでお暇します。この続きはまたにしましょう」

と告げて、その場から消えていく。

残された秀和は、ただ一人、玄関に立ち尽くした。

 

夜――。

夕方の出来事が脳裏から離れない。

自分は今日、濃厚な手コキやフェラチオをされたのである。

それはまさに、夢のような体験であった……。

こんなにも素晴らしい悦楽があるのだと、心の底から感動してしまった。

(夢じゃないよな)

試しにほっぺたをつねってみる。

軽い痛みが顔面に広がっていくだけで、決して夢ではないのだ。

確か、玲子と言ったはずである。

さらに、彼女はこうも言った。

「また今度続きをしましょう」

と……。

つまり、この続きが近い将来できるのである。

童貞である秀和は、胸が高鳴った。

あんなにもキレイな女性に筆おろしをしてもらえるのなら、とても嬉しい。

男として、これ以上の嬉しいことはないだろう。

(続きってやっぱりセックスなのかな?)

夢想は延々と広がっていく。

絶余の美女といっても過言ではない、玲子を抱ける。

その日が早くやって来てほしい。

同時に、その日は意外にもすぐにやってきた――。

 

翌日――。

少し街まで外出していていた秀和は帰宅した。

今日はスーパーのアルバイトは休みである……。

大学が休みであるため、午前中はゆっくり寝て、昼頃に起きて、その後、少し出かける。

こうして今、戻ってきたのである。

後は家でゆっくりするだけなのだ。

夕食に何を食べようか考えを巡らせていると、見計らったかのようにインターフォンが鳴った。

玄関に向かうと、トビラを開ける。

すると、目の前に現れたのは玲子であった……。

今日もキレイな格好をしている。

ベージュのニットに、ボトムスは膝だけのスカートである。

やや裾広がりになっており、Aラインのシルエットが素敵だ。

ひざ丈というのは絶妙であり、決して華美ではないが、妙な色気がある。

スカートの裾から覗く足は、ほっそりと白く、適度な肉感に満ちている。

ふくらはぎはふっくらとしていながら、キュッと締まっており、触り心地がよさそうである。

また、生足であり、白い足がより一層魅惑的に見えた。

玲子は、秀和を見るなり、セミロングの髪の毛をかき分け、

「あの、秀和さん、夕食をご一緒しませんか?」

夕食。

こんな美人と一緒に食事ができたら、それは本望である。

秀和はすぐに快諾するのであった。

そして、玲子の部屋に行くことになる。

〈続く〉



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