連載官能小説『十年後の恩返し』第6回

連載官能小説

連載官能小説『十年後の恩返し』第6回

一突きひとつきが重くなっていく。

腰の動きも速まっていき、快感は頂点に達しようとしている。

そして――。

「玲子さん、お、俺、イキそうです。もう我慢できません」

と、嗚咽を漏らしながら告げる秀和。

それを聞いた玲子は、優しくとりなすように……、

「いつでもイッてください。私の中に出して……」

「え? 中に出してもいいんですか?」

「はい、ホントのセックスは、膣内に精子を出さないと終りになりません。ですから、遠慮せずにたくさん出してください」

中出しが危険な行為であるのは、秀和も知っている。

なのに、玲子はその中出しを望んでいる。

もしも、赤子ができてしまったら……。

学生である秀和に育て行くことができるのか?

責任が持てるのか?

ただ、それらの鬱憤をすべて包み込むような気持ちよさが、秀和を襲っているのである……。

このまま果ててしまいたい。

そんなあくなき欲望に包み込まれる。

膣内発射してやる!

そう覚悟した瞬間、圧倒的なオルガスムスに襲われた。

そして次の瞬間――。

――ビュルビュルドビュ、プピュピュ……プピョプ……。

若き牡の欲望が一気に炸裂したのである……。

ドクドクと、白濁色の精液が、玲子の膣内に注がれていく。

それはマグマのように熱く、ドロドロとしていた。

もちろん、玲子も膣内に出された精液を感じ取っている。

熱い精液を受け止めると、女としての悦びを感じるのである。

「あぁん、中に出てる……。熱い精子が……、とっても気持ちいいですぅ」

と、淫声を轟かせる玲子。

その劈くような悲鳴が、室内に響き渡っていく。

快感はピークを迎え、どんどん精子が出てくる。

こんな量の精液がどこに溜まっていたのか? と思わせる。

たっぷりと牡汁を注いだ秀和は、心地いい疲労感に襲われていく。

急激に披露し、力が抜けていくのである。

対する玲子は、キュッとあそこを締め上げて、最後の一滴まで精子を搾り取っていく。

きつく締め上げられたので、尿道に残っていた精液がにゅるっと出ていくのであった……。

吐精を終えた秀和は、力なく放心状態になる。

それを見た玲子は、グイっとカラダを持ち上げると、結合部分を見つめた。

秀和は、ゆっくりと結合を解いていく。

すると、ゴポリと吐き出された精液が、膣口からあふれ出してきた。

それはどこまでも淫らな光景であり、本当に中出しをしたんだという現実感を自覚させる。

「たくさん出ましたね。お腹が熱いです」

と、玲子は告げる。

その表情は、うっとりとしており、高揚感で満ちている。

彼女の顔を見て、秀和は嬉しくなった。

あまりにも神々しいので、一瞬で目を奪われてしまう。

そのくらいの超絶的な美女とセックスできて、本当に夢のように思えたのである。

本来、男性は一度射精すると満足してしまうものかもしれない。

しかし、秀和のペニスは全く小さくならず、いきり立ったままであった。

もっとしたい。

まだできる。

そんな欲望で支配されている。

すると、それに気づいた玲子はクスッと笑みを浮かべながら、

「まだ、おちん×んが元気ですね。これなら、もう一回できそうです」

「いいんですか? またしても??」

「もちろんです。秀和さんが満足するまで、私を抱いてくださいまし」

恥ずかしそうに告げる玲子が、心底可愛いと思えた。

しかし、どうしてこんな美女に、冴えない自分が言い寄られているのだろうか?

それだけが、気がかりになっていた。

「あの、どうして俺なんですか? 俺なんて冴えない大学生なのに」

「あなたは昔、私を救ってくれたのです」

「玲子さんを救った?」

記憶を巻き戻す。

ただ、玲子のような美女と会った記憶はない。

一体、玲子は何を言っているのだろうか?

「俺たち、どこかで会いましたか?」

「フフフ。それはいずれお話ししましょう。今は、もっと気持ちいいことをして楽しみたいですわ」

玲子はそう言うと、今度は秀和を押し倒した。

そして、彼に跨ると、ペニスを手で支えて、そこに向かって腰を落としていった。

つまり、騎乗位という体位である。

「今度は私がリードして差し上げますわ」

ペニスとヴァギナが結合し、一体化していく。

再び、ヌメヌメの粘膜に包まれて、秀和は心地よくなっていくのであった。

初めて体験する騎乗位でのセックス。

期待感は高鳴る一方である。

玲子はまだ何か隠しているようだったが、今は詮索するのはよそう。

今するべきなのは、二人の濃密な交わいである。

玲子は腰を深く落とすと、ぐっぽりとペニスを咥えこみ、ゆっくりと腰を動かし始めた……。

騎乗位は、その性質上挿入がかなり深くなる。

それにプラスして、秀和のペニスもかなりサイズが大きいので、膣の最奥まで届くのであった。

Gスポットをペニスが刺激し、玲子も堪らない快感を覚え始めた。

「あぁん、すごい奥まで届きます……」

玲子は桃色の吐息を吐きながら、悦楽を味わっていく。

もちろん、秀和も素晴らしい快感を覚えていた。

先ほども正常位は、どちらかというと自分本位に動けた。

ただ、騎乗位は女性主体になるので、別の刺激が入るのである。

その刺激の入れ方が絶妙であり、秀和は夢見心地になるのであった・

やがて、玲子は姿勢をグッと前に倒し、秀和に覆い被さる。

そして、ギュッと秀和を抱き締めるのであった。

秀和の顔面にちょうど玲子の乳房が押し当たるような形になり、窒息しそうになる。

しかし、呼吸が辛くなってもこの感触を味わっていたい。

そんな思いで満たされていく。

同時に、秀和はチュチュッと乳首を吸いあげていった。

「んんぁ、乳首、気持ちいいのぉ」

突然の乳首舐めに、玲子も感動したよう得ある。

思わず淫声が漏れた。

続けて、秀和は手のひらを使って乳房を揉み始めた。

玲子も乳房への愛撫を感じ取りながら、自分でも腰を動かし、快感を発生させていく。

二人でセックスを作り上げていくという形になり、感動の渦に包み込まれていくのであった。

結合が深くなり、セックスは中盤を迎える……。

一定のリズムで腰を穿っていた玲子は、ここでペースを上げ始めた。

激しく腰を上下に動かし、擦過し始めたのである。

こうなると、秀和も堪らなくなる。

素晴らしき快感に覆われて、とにかく心地よくなっていくのであった。

(ああ、すごい気持ちいい……。最高だよ……)

と、秀和は思いを巡らす。

それくらい、このセックスは感動的であった。

騎乗位は、女性優位な体位であるが、なかなか疲れる体位でもある。

玲子は少しずつ体力を消耗し、激しかった動きた、突如緩慢になっていった。

それを見た秀和は、玲子に向かって言った……。

「玲子さん。あの、体位を変えませんか?」

「え? 体位を変えるんですか」

その発言は驚きであった。

何しろ、自分が率先して動いてきたのである……。

しかし、ここは秀和に任せてもいいかもしれない。

〈続く〉



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