連載官能小説『十年後の恩返し』第8回

連載官能小説

連載官能小説『十年後の恩返し』第8回

二度目の発射だというのに、その量はとても多く、玲子の蜜壺を満たしていくのであった。

「あぁん、出てるわぁ、すごい量の精液が……、はぁん、堪んないのぉ、中出しされるの最高よぉ」

感極まった玲子は、そんな風にして高らかに叫んだ。

それくらい、圧倒的な快感に包まれていったのである。

初めてのセックスが、二回連続での発射になり、一気に経験値を積めたような気がしていた。

結合を解き、ペニスをゆっくりとヴァギナから引き抜く。

すると、ゴボゴボと白濁色のスペルマがあふれ出してきた。

その光景を見て、秀和は本気のセックスをしたのだと、改めて感慨深くなるのであった……。

「二回目だっていうのに、すごい量ね。流石若いだけはあるわ」

と、玲子は告げる。

対する秀和は、玲子のそばにより、そっと彼女を抱き締めた。

玲子は思わず唇を重ねていき、セックス後の余韻に浸りながら、ディープなキスを展開していく。

――んちゅ、ちゅちゅん。

キス音が室内に響き渡り、次の瞬間、静寂が訪れる。

玲子はキスを止めると、秀和と共に、ベッドの上に崩れ落ちた。

「玲子さん、最高のセックスでした。ありがとうございます」

「そうね、私も気持ちよかった。あなたとできて嬉しかったわよ。また今度しましょうね……」

玲子の言葉に、秀和は笑みを浮かべるのであった――。

 

翌日――。

夏休みであるため、大学は休みである。

今日もアルバイトはない。

よって、昼過ぎまで秀和は惰眠を貪っていた……。

そして、おもむろに起き上がり、昨日の出来事を反芻する。

そう。

自分は昨日、男になったのである。

童貞を卒業したのだ。

誇らしい気分になるのと同時に、不思議な感覚も広がっていく。

昨日までの自分と、今日の自分は何が変わったのであろうか?

よく考えると、同じような気もする。

しかし、あの心地いい体験は、なかなか味わえるものではない。

そう考えると、ほっこりと頬が緩むのであった。

(俺、セックスしたんだよなぁ)

改めて考えると、再びペニスが熱く反応してしまう。

昨日二度もしたというのに、ペニスは元気なものである。

直ぐに臨戦態勢になり、隆々といきり立っていくのであった。

(オナニーでもしようかな?)

と、考えるが、途中で手を止める。

もしかすると、今日も玲子とできるかもしれないからだ。

ならば、精力はためておいた方がいいだろう。

無論、確実にできるという保証はどこに見ないのだが、何となく、昨日の玲子の言葉を考えると、今日もできそうな気がしたのである。

玲子は美しい。

西洋絵画の聖女を想わせる美貌である……。

そんな神々しい存在と、セックスしてしまった。

これは男冥利に尽きるだろう。

童貞を卒業し、愁眉を開いたような状態になった秀和は、再びベッドの上に横になった……。

玲子は日中何をしているのだろうか?

三十歳くらいの印象だから、働いているのかもしれない。

自分のように学生ではないだろう。

また、夕方になったら尋ねてみよう。

そう考えた秀和は、遅めの夕食の準備を始めるのであった――。

 

夕方――。

秀和は、玲子の家に行くか行くまいかで迷っていた。

何というか、カラダだけを求めていると思われたくなかったのである。

だが、彼女に会いたいという気持ちもあるのだ……。

もう一度セックスがしたくてしようがないのである。

初めてセックスを覚えると、サルのように求めてしまうというが、秀和もその例に漏れなかった。

しかし、そんな彼の心境を見抜いているかの如く、突如夕暮れの室内にインターフォンのベル音が鳴り響いた。

玄関に向かい、トビラを開けると、目の前に玲子が立っているのがわかった。

心なしか、頬が上気しているようにも見える……。

玲子の今日の服装は、ややカジュアルな装いである。

大きめの白パーカに、ボトムスはベージュのロング丈のギャザースカートだ。

程よいシルエットになったギャザースカートは、女性らしさであふれており、品のあるデザインであった。

その上で、ややカジュアルダウンさせたパーカがよく似合っている。

「秀和さん、今日も夕食をご一緒しませんか?」

「俺はいいんですけど、そ、その、毎回一緒でもいいんですか?」

「はい、私、秀和さんと一緒にいたいんです……」

その言葉が純粋に嬉しい。

秀和の頬の薄っすらと朱が差した。

夕食は一緒に食べたい。

けれど、それ以上に……。

「もちろん、夕食が終わったらお楽しみもありますよ」

クスッと相好を崩す玲子。

その表情は、どこか蠱惑的である。

淫らな女の香りを嗅いだような気がした……。

結局、秀和は今日も夕食を共にした。

今日のメニューは、チーズハンバーグであった。

ジューシーで肉汁の溢れるハンバーグは、とても美味である。

また、ソースが絶品で、お店で食べるような本格的な味わいであった。

毎回こんな美味しいものを食べてもいいのだろうか?

しかも、お金を払っているわけではないのである。

ただ、そんなことは気にしなくていいと玲子は告げて、お腹いっぱい食べさせてくれるのである。

夕食を終えると、デザートにプリンが出る……。

これもまた絶品であり、濃厚なミルクの風味が感じられる味わいであった。

それを食べると、食後のコーヒーを飲み、待ったりとした時間が流れる。

お腹が膨れて、満足感に包まれる。

ワンルームであるため、部屋はそれほど広いわけではない。

洗い物を終えた玲子は、寛ぐ秀和の前までやって来て、こんな風に呟いた。

「あの、秀和さん。今日は一緒にお風呂に入りませんか?」

一緒にお風呂に入る。

それは嬉しい提案であった。

秀和はすぐに首を上下に振る。

すると、玲子は秀和の手を取って浴室に案内していくのであった。

浴室の前で、やや恥ずかしそうに、玲子は服を脱いでいく。

「秀和さんも脱いでください。恥ずかしいですから」

言われるままに、秀和も服を脱いでいく。

興奮からか、既にペニスは反応を示し、ムクムクと大きくなっている。

もちろん、それに玲子も気づいているだろう……。

心なしか、嬉しそうにも見えた。

二人は生まれたままの姿になり、浴室に入る。

ワンルームタイプのマンションの浴室であるため、二人して入ると結構狭く感じる。

しかし、その分密着度が高まるというか、二人の距離が近づいていくのであった。

シャワーをひねり、お湯を出す。

玲子は、丹念に秀和のカラダを洗い始めた……。

どこか心地いい。

まさか玲子にカラダを洗ってもらえるとは……。

心の底から嬉しくなっていく。

玲子の淫らな裸体を見たことで、ペニスはギンギンに膨れ上がった。

それがどこか恥ずかしい。

しかし、今更隠しても意味はないだろう。

「おちん×ん。ものすごく元気ですね」

「すみません、なんというか、興奮してしまって」

「どうして欲しいですか?」

「その、できれば弄ってほしいです」

その言葉を聞いた玲子は、スッと手を伸ばして、ペニスを優しく包み込んでいった――。

〈続く〉



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