官能小説レビュー 第117回『むらむらマンション』

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官能小説レビュー 第117回『むらむらマンション』

画像引用元:https://m.media-amazon.com/

こんにちは、蛞睡々です。

今回は、とあるマンションで繰り広げられるラブストーリーを主軸にした官能小説をご紹介。

 

その名は――。

 

「むらむらマンション」

 

という作品です。

著者は橘真児さん。

 

コチラの作品は、2009年に文庫版が双葉社から発売され、2020年の8月に電子書籍版が登場しました。

 

童貞の主人公と、マンションの管理人のラブストーリーを丁寧に描いています。

本記事では、「むらむらマンション」の詳しい構成を紹介しつつ、主な見どころをまとめます。

 

それでは、早速見ていきましょう。

 

□登場人物とストーリー

 

本作品は全6章の構成です。

プロローグやエピローグはなく、すぐに本編が始まります。

主な登場人物と、詳しい章の構成を見ていきましょう。

 

登場人物

 

  • 五月友朗(さつきともろう) 主人公の新卒社会人 童貞
  • 春野弥生(はるのやよい) 友朗の暮らすマンションの管理人
  • 恩田露子(おんだつゆこ) 友朗のマンションの住民

 

第1章

 

主人公は、五月友朗という新卒の社会人です。

彼は、三流大学に一浪して入学し、その後と卒業して、働き始めたのですが、五月病になっていました。

 

そんな中、友朗のマンションに新しい管理人がやってくるのです。

それが、春野弥生という若い女性になります。

その女性は可憐であり、友朗は気に入りました。

 

ある日、弥生がゴミ置き場の掃除をしていました。

マンションの住民の誰かが、ゴミ収集車が行った後にゴミを出し、カラスに荒らされてしまったのです。

 

弥生はその掃除をしているのですが、それを不憫に思った友朗は、ゴミを出した人間に反省させるべきだと考えます。

 

ゴミを出していたのは、友朗の隣に住む恩田露子でした。

彼女は分別もせず、やりたい放題にゴミを出していきます。

 

友朗はそんな彼女を注意するのですが、友朗がゴミの分別をしてくれれば、キチンとゴミを出すと言い出すのです。

 

弥生のために、友朗はゴミの分別をすることになります。

そして、それが終わった後、シャワーに入っていくように言われるのです。

そんな風にして、友朗がシャワーに入っていると、露子がやって来て、背中を流してあげると言い出すのでした。

 

第2章

 

背中を流してあげると言いながら、露子は浴室で自分の下着を、友朗に洗わせます。

友朗は、素直に言うことを聞くのですが、女性の下着を見て興奮してしまうのです。

 

その結果、彼は勃起してしまいます。

すると、それを見ていた露子が手コキをしてくれるのです。

同時に、女も興奮すると濡れると言い出しました。

 

手コキで心地よく射精した友朗は、その見返りとして、クンニリングスをさせられます。

童貞の彼は、初めて見る女性器に感動しながら、クンニリングスをするのでした。

その後、気持ちよくなった露子のフェラチオをされて、その日はそれで終わります。

 

友朗と露子の関係はその日から始まります。

友朗が、露子の家のゴミの分別をして、そのお礼として、エッチなサービスを受けるのです。

 

ある日、友朗たちのマンションの向かいに住む彩子という人妻がセックスしているのを見ながら、エッチな交わりをすることになりました。

 

ただ、露子は、セックスはさせません。

あくまでも手コキで友朗を心地よくさせていくのでした。

 

第3章

 

友朗は弥生のことが好きです。

しかし、童貞であるため、なかなか仲を進展させられませんでした。

 

そんなある日、管理人室に行くと、弥生がぐったりと倒れているのを発見します。

そして、弥生を介抱するのです。

苦しそうにしていたので、服を脱がして介抱するのですが、その時、弥生が生理だと知ります。

 

後日、介抱したことでお礼を言われるのですが、あと一歩が踏み出せません。

それは、自分が童貞だからだと、友朗は考えるのです。

 

露子は水商売をしており、友朗は彼女に初めての相手になってもらおうと、店に行くのです。

露子は、話を聞いて、驚くのですが、それとなく彼に協力してやることにしました。

 

店で飲んだ後、二人はラブホテルに向かって行きます。

友朗は、いよいよ童貞を卒業するんだと、決意を胸にするのでした。

 

第4章

 

ホテルについた二人は、シャワーも浴びずに交わいます。

友朗は、少しニオイフェチなところがあるのか、露子の足とかお尻とか、匂いをある場所を舐めていきます。

 

露子はそれが恥ずかしいのですが、気持ちいいので、あそこを濡らしてしまうのです。

そして、とうとう友朗はセックスを体験します。

 

初めてのセックスはうっとりとするほど気持ちよく、彼を恍惚とさせます。

あっという間に昇天を迎えてしまうのですが、露子は、もう一回しようと提案するのです。

 

その上で、精液でべとべとになったペニスを舐められるのです。

先程の尻舐めや足舐めの仕返しと言わんばかりの勢いで、イチモツを舐めていき、やがて、二人はもう一度セックスをして、激しく求め合っていくのでした。

 

こうして、童貞を卒業した友朗でしたが、どういうわけか弥生に避けられてしまうのです。

困惑する友朗でしたが、ある日弥生が食事を作ってくれると言い出します。

 

そして、友朗は自分の部屋に弥生を招き入れるのでした。

 

第5章

 

弥生は、友朗がエッチな目で自分を見ているのではないかと不安になり、不機嫌になっていました。

しかし、友朗と一緒に食事をして、改めて自分は友朗が好きだと気づきます。

 

同時に友朗も、自分の気持ちを正直に告げるのです。

つまり、弥生に好きだと告白しました。

 

弥生もその言葉を待っていて、二人はいい雰囲気になります。

興奮しきった友朗は、弥生を求めるのです。

 

ニオイフェチである彼は、お尻の匂いを嗅いだりして楽しみます。

一通り前戯を済ませて、いよいよセックスに突入というところで意外な人物がやってくるのです。

 

それは露子でした。

露子は酒に酔っており、弥生の前で友朗とセックスしたことをバラしてしまうのです。

 

それを知らなかった弥生は裏切られた気持ちになり、彼の下から去っていくのでした。

 

第6章

 

友朗は、弥生に謝ろうとするのですが、なかなかチャンスがありません。

そんな中、酔いから醒めた露子が、事情を知るのです。

 

彼女には好きだった男性がいるのですが、その男性が結婚しているので、自棄になって飲んでしまったのでした。

同時に、友朗と弥生の交わりの瞬間に邪魔したことを覚えていません。

 

しかしながら、それも試練であると友朗を励まして、去っていくのです。

 

友朗は決意を固めて、弥生を部屋に誘います。

弥生はやってくるのですが、露子との関係を知りたがるのです。

 

その結果、友朗はすべてを正直に話します。

それを呆れたと一蹴する弥生でしたが、友朗の気持ちに負けて、信じようという気持ちになるのです。

 

そして、とうとう二人は、結ばれます。

今まで離れていた時間を埋めるように、友朗と弥生は激しく求め合っていくのでした。

 

後日談として、弥生と露子が実の姉妹だということが明らかになります。

同時に、昔から露子は弥生の欲しいものを奪っていたので、友朗も盗られてしまうのでは? と不安になるのです。

 

しかし、友朗は弥生を裏切らないと誓い、一緒に居ると約束するのでした。

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□ヒロインは2人だが満足度は高い

 

本作品に登場するヒロインは2人です。

若干人妻が登場するのですが、主人公とは交わりません。

 

ヒロインが多くないので、1人に割ける分量が多く、満足度は高めです。

弥生と露子は正反対の生活を持ちますが、それが功を奏しています。

 

また、主人公の友朗は、少しニオイフェチなところがあり、ムンムンをする性臭を見事に表現していると感じました。

 

官能小説は、活字のみの構成ですが、匂いも表現できると、素晴らしいでしょう。

この作品は、こってりとした性臭を、間近で感じているようで、本当に興奮できました。

 

セックスの描写は、ノーマルプレイが続きますが、しっかり描かれているので読み応えは抜群です。

 

□ベテラン作家の作品らしく安定感があります

 

本作の著者、橘真児さんは、ベテランの官能小説家で、エロライトノベルから本格官能まで、幅広く執筆されています。

 

人気の官能小説家なので、色んなレーベルで執筆されているのです。

橘さんの作品は、これ以外にも読んできたのですが、文章はこなれています。

 

官能小説らしい単語も多く登場しますし、エロシーンの描写も申し分ありません。

ベテラン作家の作品らしく、安定感のある仕上がりになっていました。

 

やや古典的な官能小説のような感じがしますが、多くの方にオススメできる官能小説であると感じました。

 

□サクッと読める良質な官能小説です

 

いかがだったでしょうか?

今回は、橘真児さんの「むらむらマンション」という作品をご紹介しました。

 

コンパクトにまとまった長編官能小説であり、読み応えがあります。

本記事では、「むらむらマンション」の主な構成や、見所などをまとめました。

 

端正な文章で彩られているので、読んでいて興奮できるでしょう。

きっと満足できるはずなので、ぜひ読んでみてくださいね!

 

それでは、次回の官能小説レビューでお会いしましょう。ではでは……。

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