連載官能小説『キャンプ場から始まる潤蜜関係』第9回
それを見ていた絢萌は、一旦誠二を落ち着かせた。
そして、自分の手でペニスを支えると、ゆっくりと秘部に導いていく。
「慌てないで、おま×こはここよ……」
「すみません、慣れてなくて」
「うふ。いいのよ、大丈夫だから」
ペニスが膣口に当たる。
蜜壺は、ヌメヌメと滑っていた。
まだ、愛撫も何もしていないのに、この濡れようである。
恐らく、誠二とこうなることを予期していたからこそ、こんな風に陰部がトロトロになっているのだろう。
「絢萌さん。挿れられそうです。いきますよ?」
「うん、来てぇ、思いっきりついて欲しいのぉ……」
と、甘い声で囁く絢萌。
その言葉を聞き、誠二はゆっくりとペニスを膣内に挿入していった。
膣内は、トロリと滑っており、スムーズにペニスを咥えこんでいく。
それでいて、体温に満たされているので、とても温かい。
温かい温泉の中に浸かっているかのような気分になる。
バックからの挿入は、誠二にとっては未知なる体験である。
常に手探り状態であるが、膣壁を擦過するときの衝撃は、やはり気持ちいいものがあるのであった。
(うぉぉ、すごく気持ちいい……、女の人のおま×こって、人によって違いがあるんだな……)
と、誠二は感じていた。
美香子とした時は、全体を淡く包まれているような感覚があった。
だが、絢萌の場合は少し違っている。
キュッと圧搾されるような刺激が襲って来るのであった。
締まりが強いと、言えるのかもしれない……。
絢萌は近くにあった大木に手を置き、カラダを支えた。
森閑とした森の中で、二人の男女が情交に勤しんでいる。
周りは静寂に包まれており、二人の呼吸音だけが、静かに響き渡っていった。
「あぁん、誠二君、気持ちいい……、すごくいいわよ」
「俺もです。おま×こがキュッと締まって気持ちいいです」
「あまりに気持ちよくて自然とおま×こが締まってしまうのよ……。はぁん」
一定のリズムで、誠二は突きの一撃を繰り出していく。
まだ挿入して間もないが、鋭い悦楽が遅くって来るのであった。
ペースを考えないと、忽ちイッてしまいそうになる。
その吐精感を何とか抑えながらが、誠二は、ピストン運動を続けていくのであった。
一心不乱に腰を振っているのだが、あまり単調な動きだと、すぐに飽きてしまうだろう……。
確か、美香子は、浅く突いたり深く突いたりを、繰り返すといいと言っていたはずである……。
その言葉を思い出し、誠二は、自分なりに工夫しながら、腰を穿ち始めた。
バックからの挿入は、正常位に比べると、幾分か挿入が深くなった。
膣の最奥を突きあげるというか、子宮の入り口に届くというか、そんな気がするのである。
また、絢萌の蜜壺は、ピッタリとペニスに吸いついて来て、締めつけられる感覚が強いのである。
それが強い快感となって、誠二を覆い尽くしていった。
「んぁ、あぁん、誠二君、気持ちいい……、子宮の入り口をノックされてる感じ」
「どうしたらもっと気持ちよくなれますか?」
「ちょっと乱暴に突いてみて。そっちの方が無理矢理されてる感じがして興奮するの」
と、絢萌は言った。
少し乱暴に……。
その言葉は、誠二の精神を昂らせる。
何だか、本当に女性を犯しているという、背徳感が浮かび上がってくるのであった。
女性を征服させているというか、屈服させているような感じである。
特に、絢萌は気が強そうなところがあるので、そんな女性を虐げているという感覚が、誠二を興奮させていくのであった。
絢萌の臀部に手を置いて、やや乱暴な形で突きの一撃を繰り出す。
ぐいぐいと、無理矢理膣壁を切り開いていくような感覚である。
これには、絢萌も強い興奮を覚えていた……。
彼女は結婚しているが、夫とは最近セックスをしていないのである。
この辺の性事情は、美香子と似ている面があるだろう。
二人は似ているからこそ、仲良くなれたのかもしれない。
そんな中、現れた誠二のような青年を前に、絢萌は淫らな心を掻き乱されていく。
性欲旺盛な誠二と情交を重ねるのは、とても気持ちいい……。
もちろん、これは浮気である。
つまり、夫を裏切っているのだ。
だが、その背徳的な感情が、彼女の性的な中枢に火を点け、燃え立たせるのであった……。
やがて、誠二は臀部をスリスリと摩り始めた。
肉感のあるヒップは、女性らしいラインが形成されており、とても魅力的だ。
月明かりに照らされたヒップは、神々しく輝きを放ち、プリッと張り出している。
こんな豊満なヒップを自由に弄べるということで、誠二はエクスタシーを覚えていった……。
「ねぇ、誠二君、おっぱいも弄って……、お願い、そうされるともっと感じるの」
と、絢萌は哀願してくる。
その言葉を受け、誠二はやや姿勢を前傾にさせていく。
絢萌に覆い被さるような体勢をとると、スウェットパーカーの上から乳房を摩り始めた……。
ブラを付けているから、固さが手のひらに伝わる。
これを外してダイレクトに触りたい。
そう考えた誠二は、絢萌の着ているパーカーを脱がし始めた。
半裸状態になった絢萌は、乱れに乱れた……。
こんなところを誰かに見られたら一大事である。
もしかしたら通報されるかもしれない……。
しかし、その危機感が、彼女を燃え上がらせた……。
性的に強く興奮してしまうのである。
パーカーを脱がせ、さらにブラジャーを外した。
すると、たわわに実ったバストが露になる……。
絢萌のバストは、かなり巨大であった。
巨乳と呼べるくらいの大きさであろう。
魅力的な女性らしさを形成しているのであった。
後ろから羽交い絞めにするように、誠二は乳房を揉み始めた。
美香子のバストも見ていたが、絢萌の方が大きい……。
決して巨乳好きというわけではないが、子の大きさには、驚くばかりである。
たっぷりとした乳房は、適度な弾力がありながら、マシュマロのように柔らかかった……。
こってりとしたクリームを揉んでいるかのような気分になるのであった……。
「はぁん、おっぱい揉まれると、興奮しちゃうのぉ」
と、嬌声をあげる絢萌、
かなり興奮しているようである。
彼女は、強いアクメを覚え始めた。
このような感覚を味わうのは、本当に久しぶりのことである。
「あぁん、誠二君。私、イキそうなの」
「イキそうなんですか?」
「うん。とっても気持ちいいから」
途端、カラダをガクガクと震わせる絢萌……。
昇天は間近にまでやって来ている。
最早、立っているのがしんどく感じられるのであった。
ただ、誠二は突きの一撃を緩めなかった……。
ガンガンと膣の最奥を突き上げるように、抽送を続けている。
そして、とうとう、絢萌は果ててしまった……、
ガクンとカラダを蠢動させると、秘唇をキュッと締め上げた。
蜜壺が痙攣していき、ペニスを甘締めていくのである。
この時の快感は。素晴らしいものがある……。
誠二も、強い悦楽を覚えながら、それでもピストン運動を続けていくのであった。
「あぁん。イッてるおま×こをそんなに突かないでぇ」
ビクビクと震える蜜壺を突かれて、絢萌は卒倒寸前になっていた。
膝がガクガクと震え、カラダのバランスを取るのが難しい。
すると、誠二は絢萌の腰をしっかりと押さえ、彼女のカラダを支え始めた。
彼は、まだイッていない。
だからこそ、このピストン運動を止めるわけにはいかなかったのである。
〈続く〉
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