初めまして、蛞睡々(おたまじゃくしすいすい)です。
「人生ってなんでこんなに辛いんだろう……」
こんな風に感じている方は、私以外にもたくさんいるのではないでしょうか?
その前に、
「ってかお前誰だよ?」
そのように思う方も多いと思うので、まずは自己紹介をしたいと思います。
私は現在、フリーのWEBライターをしながら、官能小説を書いています。
名前は蛞睡々(おたまじゃくしすいすい)。
オタマジャクシが、睡々泳いでいる姿が可愛らしかったので、こんな名前を付けました。
私、蛞睡々は過去人生に絶望していました。
それは、私が罹るある病気が原因なのです。
私は「統合失調症」という精神障害があり、過去、幻聴を聞き、幻視を見て、怯えた生活を送っていました。
私が統合失調症になったのは、20代の時です。
この時、私は紳士服店の販売員として働いていたのですが、かなり無理をしていました。
元々、
〇人と話すのが苦手
〇作業が遅い
〇覚えるのが下手
このような、社会不適合な所があり、苦労していたのです。
そのため、無理をして販売員の仕事をしていました。
ただ、そんな無理がたたって、私はいつしか幻聴を聞くようになりました。
また、同時にありえない幻視をみて、おかしな行動をとるようになったのです。
それでも私は、
「精神科に行ったら負けだ!」
こんな風に思い、ただひたすら我慢していたのです。
しかし、その無理も限界を迎えます。
幻聴・幻視に苦しめられた私は、眠れなくなり、食事も摂れなくなりました。
その結果、体重は20㎏程痩せてしまい、ガリガリに……。
悩みを打ち明ける友人もいなかったので、私は孤独の中を生きていました。
「こんなに苦しいのなら死んだ方が楽かな?」
そんな風にも思っていました。
あまりに痩せてしまい、会社の上司が心配して、医者に行くように勧めてくれました。
また、そこで、少し休みを貰って、ようやく精神科を受診しました。
その結果、私は「統合失調症」と診断され、入院が決定。
3カ月間、精神科の閉鎖病棟に入院を余儀なくされたのです。
「悩みを打ち上げられる人がいなく、毎日が孤独で寂しくて生きるのが辛い」
ただひたすら、ずっと考えていました。
それでも入院の日々は、私を回復させてくれました。
それは、「書く」という仕事に興味を抱き始めたからです。
話すのが苦手なら……。
仕事を覚えるのが苦手なら……。
こんな風な人間は、私以外にもたくさんいると思いますが、普通に生きていくのは難しいです。
私も、一般的な社会人として生きるのを諦めました。
「できないことを無理してやって、病気になってしまったら意味がない」
自分にできる範囲の仕事をしよう!
そんな風に思ったのです。
そこで出会ったのが、「書く」という仕事です。
私は入院期間中に、新聞の記事を原稿用紙に書き写すという作業を繰り返しました。
何というか、物を書いている時間は、自分を解き放つことができて楽になると感じたのです。
そのまま、3カ月の月日が流れ、無事退院することに……。
販売員の仕事は、残念ですが諦め退職しました。
統合失調症は精神の障害なので、障害者手帳を申請できます。
恥ずかしい思いはあったのですが、障害者として生きる道を選びました。
そこで、障害者雇用で、「WEBライター」の仕事と出会いました。
ある会社に入り、ライターとしてブログ記事を書く仕事に巡り合えたのです。
そこから私のWEBライターとしてのキャリアが始まります。
ただ、必死になって記事を書く仕事をしたのです。
元々、書くのが好きだったので、この仕事はとても合っていました。
結局、その会社には3年ほど在籍しました。
そこで、ある程度ライティングの基礎を学び、私はフリーのWEBライターになる決意を固めます。
フリーのWEBライターとして、キュレーションサイトの専属ライターなどをして、生計を立てている時、私はふと、小説を書いてみようという気持ちになりました。
しかし……。
「私に小説なんて書けるだろうか?」
そんな不安が頭を過りました。
WEBライターと小説家は、同じ「書く」仕事ですが、内面は全然違います。
もともと文才があるわけではないので、多分小説家なんて無理だろう……。
そんな風に考えました。
ただ、諦めてしまったら、意味がありません。
私は「書く」仕事を見つけ、それで自分を変えてきたのです。
書く仕事を通し、なんとか生活できるようになったのですから、新しい分野にも挑戦しようと思いました。
当時、私は官能小説をよく読んでいたので、自分の好きなジャンルの小説に挑戦することに。
つまり、官能小説を書いてみようと思ったのです。
そこから、私の官能小説への挑戦が始まります。
作品の質を上げるためには、自分の書いた作品を読んでもらう必要があるでしょう。
そこで、私はワードプレスを独学で勉強し、自分のサイトで官能小説を発表する道を選びます。
ただ、これが上手くいきません。
作品を読んでほしくてブログを始めたのですが、なかなかコメントはもらえません。
訪問は来るのですが未だに誰もコメントは来ず、私の書いてることが駄目なんだとなんでも自分を責めてしまいます。
「すごく不安になって死にたくなる」
こんなことの連続でした。
しかし、サイトをオープンさせたからには、諦めるわけにはいきません。
とにかく、「毎日1話更新する」。
その目標を持って、私はこのサイトを続けています。
最初は自作の官能小説だけのサイトだったのですが、徐々にコンテンツを増やしていきました。
いつの間にか、このブログで記事を書くのが楽しくなり、このサイトをもっと多くの人に読んでもらいたい! そんな気持ちになったのです。
そうすると、いつしか「死にたい」という気持ちが薄らいでいくのを感じました。
「確かに生きている。この仕事を続けていきたい」
私は強くそう感じたのです。
このサイトは、私の官能小説家としての歴史でもあります。
官能小説を書き始め、いつしかプロの作家になりたいと感じました。
多くの官能小説の文学賞にも挑戦していきます。
そして、将来は官能小説家になることが夢です。
また、このブログを繁栄させて、魅力溢れるサイトにしていきたいと思っています。
私は、WEBライターを始め、そこから官能小説家を目指しました。
そこで、確かに自分が変わり始めたと感じています。
例えば、それまで私はとにかく自分の殻に閉じこもっていました。
親とはよく喋る仲でもないので、家では常に無口、無表情状態だったのです。
そして、たまに実家に帰省し、親がため息をついたり怒ってたりすると、自分のせいだと思い込んだりして一人で殻に閉じこもってしまっていたのでした。
また、リアルの友達とも断絶中です。
特に統合失調症になり、私は友達を失ってしまいました。
入院生活は3カ月ですが、社会から離れていた時期は2年間になるので、友達は離れていってしまいました。
「辛い時や悲しい時に悩みを打ち明けられる人がいなくて、毎日が孤独」
ですが、WEBライターとして、「書く」仕事を始めてから、少しずつ変わっていたのです。
何もできない私でも、書く仕事を通して人の役に立てる。
その想いを胸に、今も頑張っています。
そして、今では官能小説家になるという目標もあります。
その目標を叶えるために、このサイトを通じて、多くの方に感動を与えたいです。
官能的な官能小説を書くために、必死になって書きます!
また、私のような想いを抱いている方の、目標になればいいとも思っています。
今では、人生にも希望が持て、充実した日々を送っています。
憧れである官能小説家になるために、このサイトを通じて作品を発表していくつもりです。
作品の他にも、様々なコンテンツを用意したので、ぜひ楽しんでください。
宜しくお願い致します。
蛞睡々